NHKのBSプレミアムで放送されていたテレビアニメ「山賊の娘ローニャ」が、全26話で、3月末に無事完結したようだ。

「ようだ」と書いたのは、私も、毎週予約録画はしてあったので、HDDには録画が貯まってはいるのだが、実は、11話までしか見られておらず、残りはGWにでもまとめて見ようと思っているところだからだ。

最後までは見ていないので、現時点で全体のストーリーに関しては感想を書くことができないのだが、監督の宮崎吾朗の、父親の宮崎駿に対する感情みたいなものが、この作品を選択した一因なのかなと思えるようなセリフや演出も随所に出てきたり、逆に、「アルプスの少女ハイジ」を思わせる、監督としての宮崎駿に対するオマージュを感じる演出もあったが、ジブリの外に出て作品作りをしたことで、子供の父親からの自立と成長というストーリーを背景に、宮崎吾朗自身の自我が遠慮なく出てきた感じがした。