8K試験放送へカウントダウン! その開発状況に迫る - 日経トレンディネット

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4kの放送や配信は、CS、CATV、IPTVなどでスタートし、対応のテレビも発売され、本格化しようとしている。

NHKの発表によれば、4kだけでなく8kの放送も本気でやるみたいだ。
「地デジ難視対策」として放送していたBS17chが終了した跡に、2016年から4K、8Kの試験放送を開始し、2018年に本放送をスタートする気らしい。

NHKと民放の共同帯が、時分割で帯域を共有し、最大3チャンネルの4K試験放送、または、1チャンネルの8K試験放送を開始するそうだ。
ただし、現時点で8kに積極的なのはNHKだけであり、民放には4kでさえメリットがないので4k放送をしぶしぶやる程度だろう。8kの放送なんてやるのは、受信料収入が有り余っているらしいNHKのみということになりそうだ。

また、地上波で4K、8Kを流す帯域は当面取れそうにないため、地上波のアンテナで、テレビを買い替えるだけで4K、8K放送が見られるようになることは、当面ないとみていい。

正直、8k放送なんて、最低でも80インチ以上のサイズのディスプレイでないと意味がないので、日本の家庭事情では、それを本来のクオリティで見られる家庭なんて、いつまでたっても一握りだろう。
貴重な公共資産である電波帯域を使って、ごく一部の人だけに向けた放送を、公共放送であるNHKが行う意味があるとは思えない。
なので、NHK受信料を払う身としては、この試験放送には、大反対だ。