新語・流行語大賞ノミネート発表 「ポケモンGO」「君の名は。」「PPAP」など - ITmedia ニュース

今年も、今年話題になった言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語が、発表された。

この大賞、毎年言っているが、単純な売れた商品名や、サービス名、地名、人名などのそのものまで、対象にするのは止めて欲しい。そんなの、新語もで流行語でもないと思う。

もし、取り上げるにしても、その商品名やサービス名が一般化してしまった時だけだろう。
例えば、「ウォークマン」が出てヒットしたときは、商品自体もヒットしたのだが、ソニー以外が出した類市場品もすべて、○○社の「ウォークマン」と言って意思疎通を図る状態となった。ここまで行けば、新語と言っていい。

今年の候補にも、「ポケモンGO」、ピコ太郎の「PPAP」、映画「シン・ゴジラ」「君の名は。」などが挙がっているが、その商品、作品、サービスなどが流行ったのであって、その言葉自体が流行ったわけではないと思う。
そういうのは日経トレンディの「今年のヒット商品」で取り上げればいいのだ。

そして、本当の意味での新語・流行語の中から、応用範囲が広くて、元々の使われ方を逸脱して広がった言葉が、大賞を受賞すべきだと思うのだ。

ということで、候補に挙がった中から、私基準で新語・流行語と思える言葉で気になったのは、「聖地巡礼」、「歩きスマホ」「ゲス不倫」「齋藤さんだぞ」「アモーレ」「レガシー」「厳しい第三者の目」ぐらいかな。

応用という点では、「齋藤さんだぞ」は、名前を変えて「○○さんだぞ」と、いろんな人が使って広がったし、「アモーレ」も、最初に長友選手が使った時のインパクトも強く、恋人のことをギャグっぽく言う時に広く使われ、完全に定着た。

「レガシー」も、東京オリンピックの競技会場建設問題で使われ始めたが、最近は、評論家の人たちがそれ以外の案件にも割と使い始めている。

「ゲス不倫」もヒットしたと思うけど、大賞発表時にゲストが呼べないので、大賞はない(笑)