クラウド/ローカルをシームレスにつなぐ“総合音楽鑑賞プレーヤーソフト”「Roon」の魔法とは? (1/6) - Phile-web

「Roon」というPCソフトが、海外で話題になっているという。

このソフト、レビューによって、総合音楽鑑賞プレーヤーソフトと呼んでいたり、オーディオ用のライブラリ管理/プレーヤーソフトなどと呼んだりしていて、なかなか掴みどころがないソフトだが、かつてないソフトということで、なかなか表現が難しいらしい。

ソフトのライセンス料金は、1年で119ドル、生涯で499ドルとのことで、昨今のPCソフトの状況を考えれば、かなり高い。

それでも、海外のレビューなどを読む限り、絶賛に近いものが多いので、興味を持った。

レビューを読んでいると、どうやら従来の音楽プレーヤー機能と、ライブラリ管理機能を備えた上で、ライブラリの楽曲情報とクラウドで管理する様々なデータベースを連動させて、楽曲の間の見えていなかったリンクをユーザーに提示することで、聞きたい音楽を広げてくれるソフトと言えるようだ。

たとえば、少し音楽に詳しくなってくると、アレンジャーやエンジニアだったり、サポートミュージシャンなんかが誰なのかが気になってくるものだが、このソフトは、例えば気に入った曲のアレンジャーをキーに、そのアレンジャーの代表作品をピックアップして教えてくれたり、曲のソロプレイが気に入ったら、それを弾いているミュージシャンの他のプレイが聞ける曲を教えてくれたりするらしい。

そうした音楽的なリンクの広がりの中で、知識を広げながら好きな音楽を増やしていけるという、確かに音楽好きにはハマりそうなソフトだ。

とりあえず、2週間は無料で試用できるというので、使ってみることにした。

Roon Labs

ダウンロードはこちらから。

なお、試用するためには、自分のアカウントを作り、支払用のクレジットカードの登録まで必要。
試用期間が過ぎたら、ソフトが使えなくなるのではなく、確実に課金されるので、その点は要注意だ。