国内公演は、8月11日(金)の広島を皮切りに、大阪、東京、郡山(福島)、宮崎、札幌、名古屋、東京と続き、10月15日(日)の仙台が最後となる。いずれも、すでにローソンチケットなどで前売り券が発売中のようだ。
私が行けそうな東京公演は、9月1日(金)、9月2日(土)、9月3日(日)に三日連続で紀伊國屋サザンシアターにて行われ、10月9日(月)には、大東京公演と題し、読売ホールで行われる。
紀伊國屋サザンシアターは468席で、これでもお笑いライブとしてはかなり広い方なのだが、読売ホールは1,100席もあり、これを満席にできるかどうかは、結構なチャレンジになりそうだ。
そしてその後、もう一つの大チャレンジがある。
10月19日(木)には、ロンドンの「Leicester Square Theatre」という場所で、初のロンドン特別公演が行われるのだ。
内容は、国内のライブツアーと異なるとはあるが、具体的内容はまだ不明。
そもそも、ロンドン現地の日本人向けにライブを行うのか、外国人に向けてライブを行うのかで、全然内容は違ってくるはず。
前者なら、おそらくこれまでの自信作を中心に構成するだろうし、後者なら、英語で一からネタを作り直したり、新作を披露する必要が出てくる。
しかし、正直、ネイティブな英語を話せないサンドが、しゃべくりだけで笑わせる漫才やコントで海外に挑戦しようというのは、かなり無謀であるように思う。
COWCOWの「あたりまえ体操」や、ピコ太郎の「PPAP」、渡辺直美のビヨンセ物まねみたいなネタであれば、面白さの本質はリズムや体の動きなので、英語が拙くても、世界中に伝わる。
作り込まれたネタでも、陣内智則のように、映像によるサポートがあるタイプのネタであれば、多少英語に難があっても、何とか外国人にも理解してもらえるだろう。
それに比べ、サンドはしゃべゃり一本で笑わせるタイプなので、非常に不利だ。
サンドの笑いは、畳みかけるようなテンポのいい掛け合いにあるが、果たして、英語のセリフでそれが可能なのだろうか?
全米進出した昔の日本ミュージシャンによくあったが、まずは伝わる英語で歌うのため発音だけで手一杯で、肝心の歌い方の個性までは出せずに終わるパターンになりはしないかと心配なのだ。
かといって、それをやらないのであれば、わざわざロンドンで公演する意味もない。
日本から日本人ツアーを引き連れて行き、その人たち向けに見せるためだけにやり、「海外公演成功!」という箔を付けたいだけなのなら、今の時代、それはバレバレなので、恥ずかしいから止めて欲しい。
一体何を狙って、ロンドン公演をやるつもりなのか、引き続き新しい情報に注目したいな。
サンドウィッチマンのぶらり即席コントの旅 - ゲオチャンネル - 今なら初回14日間無料でお得もう一つついでに、サンドの新作DVDの情報を。
「サンドウィッチマンのぶらり即席コントの旅」というDVDが、2017年6月16日(金)より、ゲオのみで独占レンタル開始されるそうなのだが、それに先立ち、ネット配信の「ゲオチャンネル」で、 2017年3月24日(金)から、独占先行配信を開始しているそうだ。
配信は、毎週、一話ずつ合計四話が配信されるようで、サンドウィッチマン以外にも、ゲストに、スピードワゴン 井戸田潤、じゅんいちダビッドソン、バイきんぐ 小峠英二、ニッチェ 江上敬子などが出演するという。
ゲオチャンネル - 今なら初回14日間無料でお得ゲオチャンネルは、月額590円(税別)で見放題の動画配信サービスだが、正直、外資系が優勢の配信サービスの中に埋もれ、あまりぱっとしないので、全く入会する気は起きない(唯一、この値段で、18禁コンテンツも見放題というのが、他にない売りみたい)。
ただ、初回14日間は無料で試せるらしいので、ファンとしては「サンドウィッチマンのぶらり即席コントの旅」のすべての回が配信開始された後で、無料お試しで見てもいいかな。
【追記】イギリス ロンドン クラシファイド掲示板(お知らせ イベント 同好会 プレイグループ)こちらの情報によれば、ロンドン公演は日本語で行い、同時通訳等の対応もしないとのこと。
そうだろうな、と思いつつ、だったら何故ロンドンでやるのか?
日本人街があり、日本に行ったことがないが日本語は分かる日系人がいるロスやブラジルでやるなら、まだ分かるのだが、ロンドンというのは、どうしても賛同できないなぁ。
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