i-dioの高音質チャンネル「TS ONE」、ネット配信で4月から全国で視聴可能に - AV Watch

徳永英明ではないが、最近全然聴いていないi-dioに、久々の大ニュース。

i-dioのメインチャンネルとも言える「TS ONE」が、以前からAndroid/iOS用の専用視聴アプリ「TS PLAY」をリリースしていたが、これまでインターネット受信モードでも、電波による放送エリアでしか受信できなかったのが、4月1日より日本国内全地域で聴けるようになったそうだ。
残念ながら、聴けるようになるのは、「TS ONE」チャンネルだけみたいだが。

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さらに、「TS PLAY」アプリのWindows版も提供開始され、Windows 8.1/10でも、「TS ONE」チャンネルが聞けるようになったらしい。
これは、嬉しい施策。パソコンで聴けるなら、音質は問わなければ、簡単に録音もできるからだ。
Windows版が実現したのには、「TS ONE」が全国で聴けるようになったことと微妙に関係していそう。Windows端末は、必ずしもGPSを積んでいないので、位置による視聴制限が不可能だったからだ。

ついでなので、i-dio関係のその後の近況をググってみよう。

新放送サービス「i-dio(アイディオ)」 浜松局3月17日、運用開始:時事ドットコム

1月6日に予備免許が下り、試験電波を発射してきた浜松中継局が、総務省からの本免許の交付を経て、3月17日(金)より本運用を開始した。
新しい中継局については、この1件のみ。あまり聴取エリアの拡大が順調に進んでいるとは思えないな。

「i-dio」の防災活用!京都駅前に多言語&緊急地震速報対応デジタルサイネージが設置 | RBB TODAY

新放送サービスi-dio、非常時の防災情報配信実験を市街地のデジタルサイネージにて実施!|TOKYO FMのプレスリリース

「i-dio」放送とケーブルテレビが連携し、複数の自治体の協力を得て、防災情報を一斉同報するシステム「V-ALERT」を使った防災情報や避難情報を、自動音声合成で配信する実験が行われているようだ。

ニュース - V-Low放送波による緊急地震速報配信でケーブル局と連携、対応端末量産化へ準備:ITpro

さらには、2月15日には、気象庁の緊急地震速報(予報)データをV-Low波を用いてケーブルテレビ網に配信するスキームの構築に着手したという発表があったが、これから規格を策定する段階みたいなので、実現はまだまだ先の話だな。

一方で、ツイッターなどを見ると、「i-dioを聞いていたが、地震があったのに緊急地震速報が流れなかった」というような話も聞こえてくる。