ビデオリサーチ 2017年6月度首都圏ラジオ調査結果まとまる(株式会社ビデオリサーチ プレスリリース)

2017年6月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果 | ビデオリサーチ

ビデオリサーチによる2017年6月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果が発表された。
ビデオリサーチでは、一般にはラジオ全体の数値しか発表していないが、ラジオ全体の聴取率、接触率については、相変わらずじり貧が続いていて、回復の糸口は見えない状況みたいだ。

ラジオ聴取率過去最低水準も聴き方変化で「自由に聴く時代」

タイムフリーが、どの程度聴取率に影響しているのかはよくわからないが、もし調査に含まれないのなら、そろそろタイムフリー込みの調査をしないと、調査が実態を表さなくなっているかもよ。

ビデオリサーチの発表を受けて、各局が、聴取率に関する発表を行うのが通例だが、TBSラジオの発表がいまだにない。

聴取率16年連続No.1・TBSラジオのネット戦略 「スマホでradiko」革命と書き起こしの是非 | ORICON NEWS

ただ、こちらの記事を読むと、「96期(16年)連続No.1(6月版も含む)」とあり、最新調査でも、聴取率ナンバーワンの地位は確保した模様だ。
ちなみに、この記事、タマフルで公式に書き起こしを掲載している意図を説明していたりして、面白い。

バナナマン、冠ラジオ番組の好聴取率に沸くオードリーに挑発の寿司写真! | アサ芸プラス

また、オードリーがこれまでにない最高聴取率を叩きだしたことを、ニッポン放送の社長が発表したのに対し、裏番組のTBSのバナナマンがさらにそれを上回る聴取率だったそうで、個別には聴取率の情報が漏れ聞こえてきている。

一方、他局の発表内容を読むと、前回に比べてTBSラジオとの差はさらに縮まった印象を受ける。

J-WAVE(81.3FM)6月度聴取率調査で「M1+F1(男女20~34歳)」「M2+F2(男女35~49歳)」ほか首位を獲得!:時事ドットコム

実は、今回、聴取率に関するニュースリリースを真っ先に出したのが、J-WAVEだった。
内容的には、多くの年齢性別や属性ごとのセグメントにおいて聴取率トップだったことを根拠に、「主要ターゲット層において引き続きトップレーティングを獲得」と報じている。
今回、平均聴取率も、ニッポン放送を逆転して2位となったようで、全体的に好調であったことを伺わせる。