「どしどし」を辞書で調べてみた。
どしどしの意味 - goo国語辞書1.物事が引き続いて起こったり、行われたりするさま。どんどん。「仕事を―(と)かたづける」
2.遠慮なく行うさま。「―(と)質問をしてください」
3.荒々しく足音を立てる音を表す語。「土足で―(と)歩く」
どうやら、元は「どんどん」に似た擬態語だったみたいで、荒々しい足音というのが転じて、遠慮なく行われる行為に使われるようになったみたい。
ただ、「どしどし」という言葉が、日常生活でよく使われているとは思わない。
ところが、ラジオでは、今でも「メールをどしどし送ってください」というようによく使われている。というか、それ以外で、日常的に使っている場所がない気がする。
ということは、ラジオ業界に、「どしどし」という言葉が流行ったきっかけみたいなものが、何かあったのではないかと思う。
まず、昔、ラジオの人気番組には、応募や投稿がはがきで、山積みになるぐらいたくさん送られた時代があったそうなので、そのイメージが「どしどし」でぴったりだったのかもしれない。
ここからは、私の仮説だが、昔、ラジオが今よりメジャーなメディアだった時代、人気だったパーソナリティ(当時ならDJか)の誰かが、この「どしどし」という言い回しを使い始めて、それがラジオ業界に定着したのではないか?
そう仮説を立てて調べてみたものの、ネットでは今のところ、その仮説を立証する情報を見つけることができなかった。
今は亡き
土居まさるさんあたりじゃないかと思ったんだけどな・・・
そもそも、インターネットが一番苦手なことが、
「歴史として定着している事実以外で、インターネットが生まれる前の事実を調べること」なのだ。
もし、ラジオ関係者で、「どんどん」という言葉が、いつごろからラジオで使われ始めて、それは誰の発言がきっかけなのか、どなたかご存じの方いらっしゃらないのかな。
もう少し調べてみて解決しなければ、「たまむすび」の「竹ガム」のコーナーに送ってみようかな。
それ以前に、どこかのラジオ番組で話題にして頂けたら、嬉しいなぁ。
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