「STAND BY ME ドラえもん」の中国興収が約86億円 日本国内興収を上回る

日本でも大ヒットした3Dアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」が、中国でも全国公開され、大ヒットしているようだ。
公開当初より記録的な興行収入で、一日の興収でドリームワークスの「カンフー・パンダ2」の記録を更新。
しかも、公開から10日目にあたる6月6日までに4億2359万元(約86億円)の興行収入を越え、早くも日本国内での興収83.8億円を超えた。
これは、日本で大ヒットした「アナと雪の女王」の約60億円も遥かに上回り、アニメ映画では過去最高のヒットなのだそうだ。

このニュースに対し、ネットでは「中国は人口が多いのだから、そりゃ超えるでしょ」とか「ドラえもんは中国でもマンガやアニメが人気だったから当然では?」といった醒めた意見も多いが、私は、相当画期的な大ニュースだと思っている。

これまでも、ドラえもんは中国で人気だ、と言うが、そのほとんどは、著作権者に無断のネット配信によるものだ。
中国人は、著作物にお金を払わないというのは、誰もが知っていることだが、その中国人が、日本のアニメ映画に莫大なお金を払って見たのだ。

これが、大ニュースでなくて何だろう。