昔話法廷 - NHK

お盆休み中に見たもっとも奇妙な番組は、NHKのEテレで放送された「昔話法廷」という番組だった。

8月10日(月)~12日(水)の午前10時~10時15分に、連続して3回。
「“三匹のこぶた”裁判」 「“カチカチ山”裁判」「“白雪姫”裁判」という3話が放送された。

それぞれの昔話の加害者と被害者が、裁判員裁判の法廷に立ち、検事や弁護士の尋問を通じて、有罪か無罪かを問うという、非常にシュールな番組。ただし、番組は判決の前に終わり、「結果はWebで」なんてことはなく、どこにも示されない。

この番組は、Eテレで放送されたので、裁判員裁判について教育の場で使うテキストとして作られたものらしいから、あえて答えは決めつけないのがスタンスだったのだろうが、番組として見ると、何か物足りないのも事実。