デジタルラジオのi-dioだが、私の行動範囲では、Wi-Fiチューナーを外に持ち歩いても安定して聴けないため、結局、家のテレビアンテナの同軸ケーブルに繋いだままとなっている。
そのため、週末に、他のラジオ番組やポッドキャストで聴くものがなくなった時に、たまに家で「TS ONE」をBGMで流す程度になっている。

i-dio 新放送サービス

i-dioの公式サイトを見ていて、腹が立つのが、いまだにまともな番組表が掲載されないこと。
公式サイトには、「TS-ONE」など個別のチャンネルへのリンクがあるだけで、「TS-ONE」のサイトにも、主要番組の紹介はあるが、その番組がいつ放送されるのか、全く情報がない。
そもそも、本来ならば、プラットフォーム側で、チャンネル横断で見られる番組表を提供すべきだと思うのだが、それがないというのはプラットフォームとして怠慢としか思えない。

i-dio - Google Play の Android アプリ

Androidアプリは、その後、Version 1.0.3まで更新されたが、選局してから音が出るまでの時間は変わらないが、ダウンロード中のダイアログは表示されなくなり、バックグラウンドで画像を取得するように変わったのが、最大の改良点か。

CPUリソースをかなり食うためバッテリーが持たない点や、アプリをバックグラウンドで動かすと、音切れする点などは、全く改善されていない。

カーラジオの常識を覆す「Amanek」チャンネル--車載に特化した業界初の仕組み - CNET Japan

一方、i-dioのコンテンツプロバイダであるアマネク・テレマティクスデザインが放送している「Amanekチャンネル」についての発表も読んだ。

Amanekは、ドライバー専門チャンネルとして、カーラジオ向けコンテンツを提供するというのが最大の特徴。
現在はプレ放送で、7月から本格稼働する予定とのこと。

現状スマホで聴けるのは、1チャンネルのラジオ放送のみだが、320KbpsのAACで送っているそうで、実際音質はいい。
ただ、Amanekにとって、差別化のカギはそれではなく、それ以外の帯域で流す車載機器用のデータ配信にあるらしい。