永六輔さん死去 放送界の草分け、マルチに活躍:朝日新聞デジタル

永さんが7月7日午後に亡くなっていたことが、11日に分かったそうだ。

最終的な死因は肺炎だそうだが、ここ数年パーキンソン病や前立腺がんに苦しまれていて、腰を痛めて以降、体力的にも大変な状況が続いていたから、その延長上にあるものだろう。

その体調が回復せず、レギュラーのラジオ番組も降板されたのは知っていたから、ある程度、覚悟はしていたものの、残念でならない。
83歳だから、男では、寿命を全うしたと言える年齢かもしれないけれど。

永さんは、浅草の浄土真宗の寺に生まれたそうで、10代から、大学に通いながら、黎明期のテレビ局で放送作家として活躍したというから凄い。


作詞家としても、「上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」といった大ヒット曲を作った。
今の時代だから、おそらく「SUKIYAKI SONG」の作詞家が亡くなったと、世界中にニュースが拡散され、話題になるのは間違いない。


ラジオは、1991年から24年半にわたり「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」に出演。2015年9月からは「六輔七転八倒九十分」に出演し、最後の最後まで出演の意欲を見せていたほど、好きなメディアだった。

7月11日放送「いち・にの三太郎~赤坂月曜宵の口」期間限定公開 | TBSラジオクラウド

本日あったラジオ番組「いち・にの三太郎~赤坂月曜宵の口」は、「六輔七転八倒九十分」の後番組なので、当然ながら永さんの追悼番組となるはずと思い、慌ててスマホで予約録音しておき、今それを聴いている。