アニメーション監督・山本二三氏の訃報にショック [人物]
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アニメーション監督の山本二三氏が胃癌のため8月19日に死去 - GAME Watch
アニメーション監督の山本二三氏が、胃癌のため2023年8月19日に、享年70歳で亡くなったことを知った。
山本二三氏と言えば、ほとんどのスタジオジブリ作品で、背景を手掛けたアニメーション監督。
近年では「時をかける少女」や「天気の子」でも、劇中の絵画を担当したが、細田守監督が「『天空の城ラピュタ』のあの雲を表現してほしい」という要望があり、担当することとなったそうで、以降、その迫力ある独特の雲の描き方が注目され、「二三雲」と呼ばれるようになったことでも有名だ。
亡くなる数日前まで、故郷五島の民話「堪次々城」の漫画を描き続け、完成まであと1ページを残して約120ページの下書きを描き上げていたという。
振り返ると、2019年に、「東京富士美術館」で、「山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~」という、山本二三氏の背景画に着目した企画展があったのだが、私は見に行っている。
「東京富士美術館」は、神奈川県からは遠い八王子、しかも駅からバスという不便な場所だったので、随分迷ったのだが、今さらながら見に行ってよかったな、と思う。
山本二三展 ?天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女? | 展覧会詳細 | 東京富士美術館
こちらに、山本二三展についての説明があり、氏の来歴と業績がコンパクトに解説されているので、引用させていただく。
デビューから最近作までの背景画やイメージボードなどが、順に網羅されていて、とても見ごたえがある企画展だった。
会場内は、写真、動画撮影は禁止だったが、これは、唯一撮影OKのフォトスポット。
ご本人のインタビュー映像も上映していたな。
最後に、私の愛する素晴らしい作品を生み出し続けた山本二三氏のご冥福をお祈りするとともに、山本二三氏が手掛けた作品が、これからも世代を超えて末永く愛されることを望みたいと思う。
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高畑勲監督が亡くなった:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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アニメーション監督の山本二三氏が胃癌のため8月19日に死去 - GAME Watch
アニメーション監督の山本二三氏が、胃癌のため2023年8月19日に、享年70歳で亡くなったことを知った。
山本二三氏と言えば、ほとんどのスタジオジブリ作品で、背景を手掛けたアニメーション監督。
近年では「時をかける少女」や「天気の子」でも、劇中の絵画を担当したが、細田守監督が「『天空の城ラピュタ』のあの雲を表現してほしい」という要望があり、担当することとなったそうで、以降、その迫力ある独特の雲の描き方が注目され、「二三雲」と呼ばれるようになったことでも有名だ。
亡くなる数日前まで、故郷五島の民話「堪次々城」の漫画を描き続け、完成まであと1ページを残して約120ページの下書きを描き上げていたという。
振り返ると、2019年に、「東京富士美術館」で、「山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~」という、山本二三氏の背景画に着目した企画展があったのだが、私は見に行っている。
「東京富士美術館」は、神奈川県からは遠い八王子、しかも駅からバスという不便な場所だったので、随分迷ったのだが、今さらながら見に行ってよかったな、と思う。
山本二三展 ?天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女? | 展覧会詳細 | 東京富士美術館
こちらに、山本二三展についての説明があり、氏の来歴と業績がコンパクトに解説されているので、引用させていただく。
アニメーションの美術監督である山本二三は、昭和28年長崎・五島列島生まれ。昭和52年、テレビ・アニメーション「シートン動物記・くまの子ジャッキー」で美術助手、翌年制作の「未来少年コナン」で初めて美術監督に抜擢されます。その後、劇場版「じゃりん子チエ」(1981)、「名探偵ホームズ」(1982)、「天空の城ラピュタ」(1986)、野坂昭如原作・高畑勲監督「火垂るの墓」(1988)、宮崎駿監督「もののけ姫」(1997)、筒井康隆原作・細田守監督「時をかける少女」(2006)などの美術監督をつとめました。
物語の舞台を丹念に取材、あるいは設定し、実在しない空間の温度や空気感までも描き上げる緻密な仕事、そして卓越した水と雲の表現は、二三の評価を不動のものとしました。時には写実的であり、また時には心象風景のようなその描写には、二三が独自に学んだ印象派美術も下敷きになっています。
本展は、作者自選の手描きの背景画、スケッチ、イメージボードなど、初期から最新作まで約220点を展示。名作アニメの名シーンを支え、同時に物語世界に説得力を与えてきた、背景画の魅力を伝えます。
デビューから最近作までの背景画やイメージボードなどが、順に網羅されていて、とても見ごたえがある企画展だった。
会場内は、写真、動画撮影は禁止だったが、これは、唯一撮影OKのフォトスポット。
ご本人のインタビュー映像も上映していたな。
最後に、私の愛する素晴らしい作品を生み出し続けた山本二三氏のご冥福をお祈りするとともに、山本二三氏が手掛けた作品が、これからも世代を超えて末永く愛されることを望みたいと思う。
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