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AIグラビア「さつきあい」の顛末 [著作権]

AIが作るコンテンツと著作権・日本では?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ

日本におけるAI生成コンテンツの著作権の取り扱いに関する方向性が明らかになった後、

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『週刊プレイボーイ』AIグラビアに参入 “実在しない美女”さつきあいとは? - KAI-YOU.net

集英社が、同社が刊行する「週刊プレイボーイ」で、AIが生成したグラビア写真を掲載した。

実在しない美女を「さつきあい」と名付け、直後に、デジタルグラビア写真集も発売し、初のAIグラビアということで、話題を呼んだ。

大手出版社といえば、著作権で飯を食っている最たる企業であり、集英社だって、著作権に精通したお抱えの弁護士がいるはず。

彼らが、AI生成コンテンツについての日本の著作権法の解釈を踏まえて、しっかり議論した上で、この写真集の出版にGOを出したはずだ。

集英社、“AIグラビア”の販売終了 「生成AIの課題について検討足りなかった」 Twitterも削除 - ITmedia NEWS

ところが、この写真集、発売から1か月も経たないうちに、販売終了に追い込まれてしまった。

しかも、その理由について「生成AIの課題について検討足りなかった」としているのが驚きだ。

著作権を専門に扱ってきたはずの弁護士が、どんな検討が足りていなかったというのだろうか?

写真集が販売終了に至った理由について、分かる情報から考察してみたい。

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AIが作るコンテンツと著作権・日本では? [著作権]

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欧米における「AI生成コンテンツと著作権」の議論が興味深い:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ

前回、AI生成コンテンツと著作権に関する、欧米における議論について、取り上げてみた。

では、日本ではどのような議論になっているのだろうか?


議論が深まりつつある「AIと著作権」 ほか【中島由弘の「いま知っておくべき5つのニュース」2023/6/1~6/7】 - INTERNET Watch

まず、日本の著作権法の体系では、「AIの開発および学習段階において、著作物に表現された思想または感情の享受を目的としない利用行為は『原則として著作権の許諾なく利用することが可能』」であることが明記されており、AIが学習するコンテンツをは規制することは困難。

少なくとも、一般にWeb上に転がっているコンテンツのAIでの利用を規制することは考えていない。

この辺の考え方は、米国に近い。

米国と違うのが、AIが生成したコンテンツの著作権についての考え方。

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「漫画村」元運営者がフィリピンで拘束されたというニュース [著作権]

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「漫画村」元運営者、フィリピンで拘束|全国のニュース|佐賀新聞LiVE

7月9日に、フィリピン入国管理局が、「漫画村」を運営していた星野ロミ容疑者を拘束したというニュースを見て、びっくり。

逮捕状が出ているという話までは聞いた覚えがあるのだが、その後まったくチェックしていなくて、まさか、海外逃亡していて、まだ逮捕されていなかったとは、全く知らなかったな。

今後、日本に強制送還される見通しだそうだ。

海賊版サイト:「漫画村」捜査に着手 著作権侵害容疑 福岡県警など - 毎日新聞

「漫画村」というと、違法コピーした漫画を無断でインターネット上に掲載し、アフィリエイト収入で稼いでいた海賊版サイトだったが、福岡県警などが著作権法違反容疑で捜査の手が入り、2018年4月に閉鎖された。

漫画村など他にもあった違法サイトによる被害は数千億円に上ると言われており、当時、かなり話題を呼んだが、自分も気にしていたのはこの段階まで。

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学術論文の「海賊版サイト」 [著作権]

有料論文に海賊版サイト 国内の不正入手、127万件

本来は有料の学術論文を、無料で入手できる「海賊版サイト」があるそうで、日本国内だけで昨年、延べ約127万件の論文がダウンロードされ、全世界で言えば、延べ約1億5千万件の論文がダウンロードされたことが、琉球大などの解析で分かったという。

海賊版論文サイト サイハブ / Sci-hub をめぐって -学術英語アカデミー

こうした海賊版サイトとしては、「SCI-HUB」という2011年に作られたサイトが有名なのだそうだが、私も使うことがある「Google Scholar」で検索すると、こうした海賊版サイトにアップロードされた論文を見つけられることがあるらしいのだ。

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Google Scholar

正直に言えば、私自身、「Google Scholar」は、仕事でも趣味でも使うことがあり、その結果について、海賊版が存在しているかもしれないことを、一切意識したことがなかった。

自分が、本来の仕事に関する学会の論文や、規格書を読みたい場合、その論文や規格書の入手方法というのは、しっかり把握している。
しかし、そこから外れる分野の学会ともなると、その学会がどのような方法で論文を公開しているかなど、あまり意識したことがなく、「Google Scholar」で見つかる論文なら、無料で公開されているものなのだろうと勝手に思っていた。

それがそうとは限らないということなので、今後は、気を付けたいと思う。

ただ、こうした学術論文の海賊版サイトが、絶えることがないのには、それなりの理由がありそうだ。

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