SSブログ

新元号は「平成31年」元日からに決定 [意見]

天皇譲位、新元号は“平成31年”元日から 皇室会議を経て閣議決定へ (1/2) - ITmedia ニュース

皇室会議の結論が出て、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入ったそうだ。

元々、今上天皇が望んだ希望は、恒久的な天皇攘位の制度であったと思うが、そうはならず、「一代限り」で譲位を可能にする法整備を行うことになるらしい。

現在の天皇制度では、天皇が政治において何ら権力を持たないのだから、自ら引退を望んでできる制度を作ることが、なんで問題なのか、あまり理解できない。

そもそも、憲法において、天皇が象徴として定義されることになったのは、そもそも天皇に権力が集中し、それが戦争への道を開く原因になったから、ということのはず。

今の天皇譲位に関する憲法議論を聞いていると、あまりに形式にとらわれ過ぎていて、今の制度になった本質が忘れられている気がする。
天皇は国民ではなく象徴だから、憲法上、国民に認められた基本的人権は「ない」というのは確かだが、象徴である天皇も「人」であり、その人権に対して、憲法は何も定義していない。だったら、日本国において、国民以外の居住者が認められる最低限の人としての権利は、天皇でも認められていいのではないだろうか。

さて、それはさておき、新しい元号の切り替えが、1月1日からに決まったことについては、ホッとした。

国民生活への影響を考えれば、元日で切り替わるのが、一番混乱なく切り替えできるのは間違いないからだ。2年後なら、色々な準備も余裕を持って行えるだろう。

【やじうまWatch】「新元号の発表は当日」天皇譲位にまつわる新聞報道にSEのみなさんから悲痛な声 - INTERNET Watch

と思ったら、とんでもないニュースが。
何と!新元号名称の発表は、切り替わり当日に行われるという。

うわー、文系人間だけで議論すると、こうした結論になるのか・・・それがカッコいいとでも思ったのだろうか。

もちろん、ある程度、新元号の発表前にシステム改修の準備はできるが、最終的なシステムの変更やテスト作業は、元号が発表された後にしか行えない。
この日程だと、システム切り替えが1月1日には絶対間に合わなくなるし、そのことで日本中が大混乱になるのは確実。
お正月から、全国でSEさんが死ぬ思いで働くことになる。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。