二つの「シン」映画が大ヒット

現在、2つの日本映画が大ヒットしているが、まだ見ていない。

映画『君の名は。』が記録的ヒット　リピーター続出のワケは？：イザ！

新海誠監督の「君の名は。」は、3週間足らずで興行収入が62億円、観客動員が480万人を突破する大ヒット。リピータも多く、ジブリ映画並みの100億円突破も視野に入っているそうだ。

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庵野秀明監督の「シンゴジラ」も、1か月で興行収入が60億円観客動員420万人を突破。こちらも85億円程度まで届きそうで、「君の名は。」と合せて、今年の興行収入のワンツーフィニッシュになりそうな勢いだ。

いずれも、私は、前評判についてあまり聞いておらず、ある意味ナメていたのかもしれない。

特に、「君の名は。」は、男の子と女の子の中身が入れ替わって・・・という設定だけを聞いて、またそのパターンかよと思って、その時点で興味を失っていた。
庵野監督にしても、どうせ王道の「ゴジラ」なんて作る訳なく、趣味に走っているに違いないと思い込んでいた。

ところが、どちらも封切られると大入り満員の上に、評判もいい。
上映後の評判を聞いて、見に行きたくはなったものの、お盆休みも過ぎ、仕事も忙しくてまだ行く機会がないため、どちらも見られていない。

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新海誠監督については、実は、映像の一部をネットで見ることがある程度で、フルに作品を見たことがない。
画を見ていても、ジブリ作品の影響は強く、とても美しいことは分かっていて、一度は見てみたいとは思っていながら、未だ見ず。
作品数も多くないので、これを機に、過去作も含め、まとめてみたいと思っているところだ。

シンゴジラの庵野秀明監督は、一般には「新世紀エヴァンゲリオン」などのアニメ監督として知られるが、実写映画も4作目であり、新人という訳ではない。
ただ、庵野秀明にとって、実写映画としては「シンゴジラ」がかつてないビッグバジェット物であることは確か。

聞こえてくる評を読む限り、現代の日本にゴジラが現れたら、日本の政治はどう動けるのか？というという政治劇が中心らしい。
だから、人によっては、会議の場面ばかりで、やたらセリフも早口なので、映画としてつまらないという人もいるし、新しい切り口のゴジラに大絶賛の人もいる。
ただ、「エヴァ」から通底する庵野秀明らしい作風であることは、誰もが一致するところみたい。

この分だと、どちらも年末ぐらいまでロングラン上映されそうなので、10月に入って仕事が暇になったら、見たいと思っている。

それにしても、今年は、洋画より邦画がえらく元気だな。

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