『直木賞』に6度目ノミネートの恩田陸、『芥川賞』は山下澄人 - 書籍ニュース : CINRA.NET

第156回芥川賞・直木賞の候補作が、昨年12月20日に発表さていたが、1月19日、第156回芥川賞・直木賞の選考会が行われ、芥川賞が山下澄人「しんせかい」、直木賞は恩田陸の「蜜蜂と遠雷」に決定した。

第156回「芥川賞・直木賞」候補10作決まる 恩田陸氏・冲方丁氏ら直木賞ノミネート (オリコン) - Yahoo!ニュース

今回、芥川賞候補作となっていたのは、加藤秀行「キャピタル」(文學界12月号)、岸政彦「ビニール傘」(新潮9月号)、古川真人「縫わんばならん」(新潮11月号)、宮内悠介「カブールの園」(文學界10月号)、山下澄人「しんせかい」(新潮7月号)の5作。

一方、直木賞候補作となっていたのは、冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋)、恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)、垣根涼介「室町無頼」(新潮社)、須賀しのぶ「また、桜の国で」(祥伝社)、森見登美彦「夜行」(小学館)の5作だった。

芥川賞候補については、正直、ほとんど誰も知らないが、直木賞候補は、冲方丁、恩田陸、森見登美彦など、すでに売れっ子の作家で今さら感もある人も散見される。

なので、特に直木賞が、一体誰が賞を取るのか、かなり注目していたが、結果として、芥川賞は、4度目のノミネートだった山下澄人さんの「しんせかい」が受賞。
直木賞は、6度目のノミネートだった恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」に決定!