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第165回芥川賞・直木賞が決定! [文学・小説]

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2021年7月14日に、第165回芥川賞・直木賞が発表された。

今回は、芥川賞、直木賞のどちらも2作同時受賞となったが、正直、今回は、次の候補作が発表されたニュースも完全に見逃していて、ハッキリ言ってまったく興味を持たずにいた。

【第165回芥川賞候補作】

石沢麻依「貝に続く場所にて」(『群像』2021年6月号/講談社)初
くどうれいん「氷柱の声」(『群像』2021年4月号/講談社)初
高瀬隼子「水たまりで息をする」(『すばる』2021年3月号/集英社)初
千葉雅也「オーバーヒート」(『新潮』2021年6月号/新潮社)2回目
李琴峰「彼岸花が咲く島」(『文學界』2021年3月号/文藝春秋)2回目

【第165回直木賞候補作】

一穂ミチ『スモールワールズ』/講談社 初
呉勝浩『おれたちの歌をうたえ』/文藝春秋 2回目
佐藤究『テスカトリポカ』/KADOKAWA 初
澤田瞳子『星落ちて、なお』/文藝春秋 5回目
砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』/講談社 初]

今から候補作のリストを見ても、ごめんなさい! 今回は、誰も存じ上げてないし、一つも読んでないわ。

自分自身、小説を読まなくなったことを、改めて反省すべきなのだと思う。
ただ、老眼が始まってから、マンガは読むが、活字本を読まなくなったのは事実。
外から見れば、「このおっさん、本を全然読まないな」と見られているのかもしれないな。

第165回芥川賞と直木賞 それぞれ2作品が決まる | エンタメ | NHKニュース

さて、この中で、第165回芥川賞には、石沢麻依さんの「貝に続く場所にて」と、李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」の2作品が選ばれた。

また、第165回直木賞には、佐藤究さんの「テスカトリポカ」と、澤田瞳子さんの「星落ちて、なお」の2作品が選ばれた。

芥川賞と直木賞、どちらも2作品が同時受賞したのは、10年ぶりとのことだ。

「貝に続く場所にて」の石沢麻依さんは、宮城県生まれで、ドイツ在住の41歳とのこと。
東北大学の大学院を修了し現在はドイツの大学院に在籍していて、ことし「貝に続く場所にて」が群像新人文学賞を受賞してデビュー。芥川賞も、今回初めての候補で受賞となった。

「彼岸花が咲く島」の李琴峰さんは、台湾出身で東京都在住の31歳とのこと。
15歳の時から日本語を学び、台湾の大学を卒業後に来日して、2014年に作家デビュー。
デビュー以来、性的マイノリティーを題材にした作品で注目を浴び、翻訳家や通訳者としても活動。
芥川賞は、2回目の候補での受賞だった。

「テスカトリポカ」の佐藤究さんは、福岡市出身の43歳とのこと。
高校を卒業後、佐藤憲胤名義で発表した「サージウスの死神」が、第47回群像新人文学賞優秀作となってデビュー。
その後、「QJKJQ」が、ミステリー新人作家の本流・江戸川乱歩賞を受賞し、直木賞は今回初めての候補での受賞となった。

「星落ちて、なお」の澤田瞳子さんは、京都市出身の43歳とのこと。
同志社大学大学院で奈良時代の仏教を研究したのち、歴史小説「狐鷹の天」でデビュー。
直木賞は今回、5回目の候補での受賞となった。

今回、受賞作はどれも読んでいないので、作品についてのご紹介は、割愛したい。

ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本

なお、毎回楽しみにしていたラジオ日本の番組「文学賞メッタ斬り!スペシャル」は、今回放送されなかったみたい。

若干ショックだったのだが、検索すると、今回はYouTubeで生配信され、アーカイブも見られるみたいで、ほっとした。


今のところ、予想編しか上がっていないが、結果編が上がったら、後ほど追加でお知らせしたい。


結果編が上がったので、追記しました。

関連記事:
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