見えたらゴメン・アキラ100%優勝「R-1ぐらんぷり2017」をじっくり振り返る - エキレビ!(1/3)

「R-1ぐらんぷり2017」の決勝を、録画でようやく見られた。

伊集院光が、ラジオで決勝の前日に、「アキラ100%」を取り上げ、「大失敗して二度とテレビに出られなくなるか、受けるかのどっちか」と言っていたので、気になってはいたのだが、テレビを見られない状況で、ネットで「アキラ100%」の優勝を知り、翌日のラジオでも「何がすごいのか?」を的確に解説してくれていたので、録画を見るのを楽しみにしていた。


「アキラ100%」の得意芸は、全裸で、いろんなパターンでお盆を股間に当てたまま踊って叫ぶというものだ。R-1ぐらんぷりは、昨年の「ハリウッドザコシショウ」をはじめ、結構、優勝者に裸芸が多い。

だからてっきり、そのパターンかと思いきや、伊集院の言うように、思ったより「芸」があり、「ハリウッドザコシショウ」なんかより、ずっと面白いと思った。

当たり前だが、生放送で、失敗して股間が映ってしまえば、二度とテレビに出られなくなるのは確実。
観客は緊張しながら見ている中、ファンで風を当ててお盆から手を離したり、見えないように円盤投げをしたりと、観客はスリルを味わいながら「見えない」という芸を見事に成功し、予選を通過。
決勝も、その勢いを活かし、今度はいろいろな小道具を使って少しパターンを変えて、股間を隠しきり、客観的に見れば完全な「お下劣ネタ」なのに、ちょっと感心してしまったほど。