週末ノオト|TBSラジオFM90.5+AM954~何かが始まる音がする~TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」の後番組「週末ノオト」が、2020年7月4日(土)の午後1時からスタートした。
パーソナリティのバービーは、初回は相当プレッシャーがあったようで、最初は声が震えていたし、緊張で口の中が乾いていたのか、何度も同じセリフを噛んでいて、こちらまで緊張してきて「がんばれ!」と思ってしまった。
初のラジオのレギュラー番組なんだから、アシスタントぐらい付けてあげればいいのに、と思ったよ。
途中から聴き始めたら、バービーだとは気づかないほど、固かったな。
とはいえ、第2回では、大分緊張がほぐれてきたようで、かなり舌も回るようになっていたので、今後は大丈夫だろう。
内容的には、「ラジオなんですけど」とは全く違い、話題のイベントやスポット、カルチャーなどの情報などを紹介する情報番組みたいだ。
とはいっても、「王様のブランチ」のラジオ版みたいでもあるし、「アフター6ジャンクション」のお昼版みたいでもあり、ちょっと中途半端かも。
今一つ、「ここが他にない売り」と言える核がよく見えなかったな。
また、週末楽しめる都内のイベントなども取り上げてはいたが、聞きながら「それなら、せめて午前中に放送してくれないかな」という気持ちが湧いてきた。
番組を聞き終えたときには、もう午後3時だからね。もうそこから出かける人は多くないし、あとは日曜しか時間がないんだもの。
カルチャーを深堀するにしても、「アトロク」みたいにふんだんに時間が取れる訳でもないから限界がある。
ゲスト自体も、知り合いのお祝いゲストばかりだった初回は別として、第2回の初ゲストが小宮山雄飛で、テーマが「カレー」って、無難に過ぎる。
「ラジオなんですけど」のリスナー層を幅広く引き継ぎたいという意図は分からなくもないが、番組を、「役に立つ情報番組」にしたいのか、「ためになるカルチャー番組」にしたいのか、まずはそこから柱を決めた方がいいと思う。
また、ターゲットを女性に絞っている感じはあり、番組の個性と、リスナーを幅広く獲得するか、の狭間で今後も悩みそうだ。
というあたりが、第3回までを聞いた感想。
私個人について言えば、今の内容のままなら、継続的に聞き続けるのは、ちょっと辛いかな。
Kume*Net(久米*ネット)| Knock Knock(ノック ノック)久米*ネット - YouTubeちなみに、ラジオを引退した久米さんは、ご隠居状態かと思いきや、「久米*ネット」のYouTubeでの公開も始まり、やたら元気。
毎日、YouTubeアプリを立ち上げると、「久米*ネット」の新しいコンテンツがオススメされるほどだ。
まだまだやる気満々みたいで、何よりだな。
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