NHK総合で、マンガを題材にした番組「むちゃマン」というのが、4回にわたり放送されていたらしいのだが、放送後に知った。

現在、見逃し配信の「NHKプラス」で、最終回の「第4回SP」だけがまだ見られたので、見てみたのだが、これだけみてもかなり面白い。

この番組、4人のマンガ家が、4週連続のリレー形式で、与えられたテーマに従いながら、続きのマンガを書き上げ、そこから審査員が毎週「一番続きが読みたい作品」を選考・採用し、最終的に、一つの作品に仕上げるという企画。

ストーリーや設定は、前に採用されたマンガがベースになり、それに整合性が取れるような新たなマンガを、次々リレー形式に書かなければいけないという、マンガ家には、なかなか過酷な企画だ。

MCはお笑い芸人のバカリズムで、解説はマンガ家のヤマザキマリ。

お題を出すのが、楳図かずおで、1週間かけて創作する4人のマンガ家は、作風もみなバラバラな、泉朝樹、大橋裕之、外木寸、ふみふみこの4名。

出来上がったマンガを審査するのが、しりあがり寿、西炯子、山下敦弘(映画監督)、ネクライトーキー・朝日(ミュージシャン)、藤原さくら(シンガーソングライター)、仕掛け番長・栗俣力也(書店員)、書店員すず木(電子書籍書店員)。