テリー伊藤、中島知子司会の深夜バラエティー番組だったそうだが、その人気コーナーに「異人たちとの夏」というのがあって、ゲストの過去の自分や亡くなったしまった家族がCGとなって登場し対話するという実験企画。
配信では、漫画家・蛭子能収が一年前にこの世を去った亡き妻と相対した回を流しながら、息をのむように、佐久間さんと伊集院さんが語っていた。
当時は明らかにされなかった、蛭子さんの奥さんと弟の声の正体を聞いたときは、いろんな意味でゾワッとしたな。
実は、この番組に似たもっと新しい番組を、以前見たことがある。
NHKの不思議な番組「復活の日」を見返して：コンテンツって言い方、嫌いだけど：So-netブログ以前本ブログでもご紹介したが、2019年03月28日に、NHK総合で放送された「復活の日～もしも死んだ人と会えるなら～」という番組だ。
NHK総合『復活の日～もしも死んだ人と会えるなら～』 ― Whatever Inc.この番組では、出川哲朗に亡き母を対話させており、CG表現こそ進歩しているものの、やろうとしていることは、「マスクマン！」と変わらない。
というか、NHKは、「マスクマン！」をパクったの！？と言いたくなるほどコンセプトも演出もそっくりで、今回、「復活の日」には、元ネタになる、さらに先進的な番組があったんだな、とちょっと感銘を覚えた。
また、「復活の日」でも感じたが、「マスクマン！」のプアなCGでも感情移入してしまう蛭子さんを見ていると、お年寄りが「オレオレ詐欺」に騙されてしまう心のメカニズムについて、改めて考えさせられてしまった。
「くりぃむしちゅーのたりらリラ～ン」のベタドラマは、シーズン1に続いての再登場。
この番組は、まだまだ面白いネタがありそうだ。
日テレの伝説的プロデューサー・井原高忠さんのインタビューは、シーズン1の欽ちゃん以上に強烈だった。
一本筋が通った人であることはよく分かるが、今は、今の時代には存在が許されない人だろうなとも思う。
今回も、どれも楽しめたので、まだまだネタはありそう。
是非とも、シーズン3にも期待したいと思う。
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