アニメーション監督の山本二三氏が胃癌のため8月19日に死去 - GAME Watch

アニメーション監督の山本二三氏が、胃癌のため2023年8月19日に、享年70歳で亡くなったことを知った。


山本二三氏と言えば、ほとんどのスタジオジブリ作品で、背景を手掛けたアニメーション監督。

近年では「時をかける少女」や「天気の子」でも、劇中の絵画を担当したが、細田守監督が「『天空の城ラピュタ』のあの雲を表現してほしい」という要望があり、担当することとなったそうで、以降、その迫力ある独特の雲の描き方が注目され、「二三雲」と呼ばれるようになったことでも有名だ。

亡くなる数日前まで、故郷五島の民話「堪次々城」の漫画を描き続け、完成まであと1ページを残して約120ページの下書きを描き上げていたという。