ピース又吉直樹が第153回芥川賞受賞

芥川賞に又吉さんと羽田さん 直木賞は東山さん　NHKニュース

山田詠美氏、選考理由は「何か強いもの感じた」 - 芸能 : 日刊スポーツ

お笑いコンビ、ピースの又吉直樹の小説「火花」が１６日、第153回芥川賞を受賞したそうだ。同時に、羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」も受賞したのだが、又吉の話題性に隠れてお気の毒な感じ。

選考委員代表の山田詠美によれば、1回目の投票からトップで、堂々たる受賞だったらしい。
同時受賞の羽田圭介も、以前にテレビ番組で「火花」を絶賛していたが、初めて書いた小説で芥川賞って、どんだけ才能に恵まれているんだという話だ。

又吉直樹の受賞インタビューはこちらで見られる。

【直木賞選評】「汗の匂いと血の色、熱い光がある青春小説」北方謙三選考委員 - ライブドアニュース

直木賞は、芥川賞に比べて発表が遅れたので揉めたのかと思いきや、圧倒的支持で台湾出身の東山彰良「流」に決定したらしい。
第1回「このミステリーがすごい！」大賞の銀賞・読者賞を受賞した「タード・オン・ザ・ラン」は読んでいる。
ミステリーとしてのアイデアは面白かったが、当時はやっぱり文章に違和感があって、それ以降読んでいなかったが、今回の作品は選考委員全会一致の絶賛だったらしいので、久々に読んでみるかな。

ベテラン馳星周の「アンタッチャブル」は、北方謙三しか推さなかったらしい（笑）
なら、何で今さら候補にしたんだ。ホントに馳星周に失礼だったと思う。

以前ご紹介した、ラジオ日本で放送された「文学賞メッタ斬り！スペシャル」だが、こちらのポッドキャストで聴ける。

『文学賞メッタ斬り！スペシャル（予想編）』（2015年7月14日OA）: ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本

『文学賞メッタ斬り！スペシャル（結果編）』（2015年7月21日OA）: ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本

しかも、時間が限られた放送分に、ポッドキャスト専用の内容が大幅に追加されているので、ぜひ聴いて欲しい。
今回は、大森さんも、豊崎さんも、結果は一勝一敗。ただ、予想編の評自体は結構当たっていたところも多かった。

結果編では、特別ゲストに直木賞受賞の東山彰良氏も登場。さすがにピース又吉は、無理だったか。

なお、番組の最後で、今後もこの番組は、特番として放送されるとの予告もあり、ほっとした。

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