赤松健さんとGYAOが無料マンガ配信に新たな一手 「マンガ図書館Z」始まる - ITmedia eBook USER

漫画家・赤松健さんが代表を務め、市場で入手困難となった絶版作品などを広告付きで無料配信するサービスとして、Jコミ「絶版マンガ図書館」が一定の地位を築いてきたが、それ継承する形で、「マンガ図書館Z」が8月3日からスタートしたそうだ。

赤松氏は、マンガ連載も抱え、サイトの運営もままならない状況のため、ヤフー子会社のGYAOが資本や運営面で協力し、持続性のある事業として引き継ぐことにしたそうだ。

現時点では、「絶版マンガ図書館」のシステムを継承するため、「マンガ図書館Z」の会員IDは、「絶版マンガ図書館」のままであり、現時点でYahoo! IDではログオンできない。ここらは、さすがに、今後統合を進めるのだろうな。
また、広告収入は基本的に作家に100%還元する方針は「絶版マンガ図書館」時代と変わらないらしく、Yahoo!側が何で稼ぐのか、収益モデルはまだ見えない状況。
運営側が手弁当では長続きするはずもなく、今後、何らかの制度変更はありそうだ。
そもそも、元のビジネスモデルがおかしく、赤松健さん自身が、手弁当で運営していたのが立ち行かなくなり、今回の提携となったのだから、Yahoo!側も一定の収益が上げられるよう、方針変更は致し方ないと思う。