【メアリと魔女の花】興行収入何億?ジブリ映画歴代ランキングと比較 ? コトの壺

昨年夏、長編アニメ映画「メアリと魔女の花」を公開した米林宏昌監督と、西村義明プロデューサー率いるスタジオポノックだったが、大ヒットとは言い難い状況のまま、公開が終了してしまい、スタジオとしての存続は大丈夫なのかな、と正直心配していた。

ところが、この夏も、新作を公開するというニュースが入っていて、ちょっと驚いて、状況を再確認してみたら、予想外の状況であることが分かった。

「メアリと魔女の花」北米公開は順調なスタート GKID配給で過去最高 | アニメーションビジネス・ジャーナル

まず、2018年1月18日に北米公開となり、それが好調みたいだ(もちろん、ディズニーのような大規模公開ではないのだが)。
北米でアニメ映画を重点的に配給してきたGKIDSで、これまでの歴代1位「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督)の100万ドルを、軽く超え、宮崎駿監督作「もののけ姫」の興行成績を上回ったという。

その他の国でも、フランスでは観客動員32万人を超えるヒットを記録し、ロシアでは、日本のアニメーション映画で歴代1位となる興行成績を樹立するヒットとなっているらしい。

米林宏昌監督「メアリと魔女の花」4月28日から中国公開 : 映画ニュース - 映画.com

しかも、4月28日からは、日本映画の公開本数が厳格に制限されている中国でも公開され、イギリス、イスラエル、イタリア、スペイン、ドイツ、ブラジル、メキシコなどで公開される予定だそうだ。

日本でコケても、海外でこれだけ稼げれば、資金調達も全く問題ないはず。
今年も新作が公開できるというのも納得だ。


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