すぎやまこういちさん、敗血症性ショックのため死去 90歳 『ドラクエ』音楽など | ORICON NEWS

音楽家のすぎやまこういち氏が、敗血症性ショックのため亡くなった。享年90歳とのこと。

改めてプロフィールを読むと、当初は音楽大学への進学を望んでいたが、お金の問題などもあり、東京大学理科II類に進学したものの、入学後も学業に専念できず、音楽活動と遊びに夢中だったそうで、1年留年し、教育学部教育心理学科に転部して卒業したそうだ。

卒業後は、父のコネで工場の品質管理のアルバイトをしていたというから、一応理系の頭ではあるのだろう。
後に、パソコンやゲームに夢中になったのも、理解できるし、後のゲーム音楽の仕事につながった。

その後、文化放送を経てフジテレビに入社し、ディレクターとして「おとなの漫画」「ザ・ヒットパレード」「新春かくし芸大会」などの番組を手がけ、同時に、番組のテーマ曲を手始めに作曲家としての活動を始めたという。


1960年代は、歌謡曲の分野で、ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、ザ・タイガースの「花の首飾り」、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」など多くのヒット曲を手掛け、特に、ザ・タイガースの全盛期の楽曲を支えた。