話すスピードもちょうどいいし、お声も、とても聞き心地もいいし、聞き取りやすい。
ただ、その分、ながら聞きしていると、赤江さんに比べ、言葉の印象に残りづらい嫌いはあるかも。
蓮華さんで一番心配していたのは、「電線愛好家」という肩書が、「タモリ倶楽部」ならいいけど、お昼のラジオには、メリットに思えないこと。
これについては、自分から積極的に「電線愛」を語り始めることはなかったし、ほとんど気になる部分はなかった。
この方、「電線」の話題を振られても、いわゆるオタク喋りになることがなく、落ち着いたままなのはいいところ。
それがあまりリスナーの共感を得られないことも分かっているのだろう。深入りはせず、うまく流していたと思う。
パートナーとの相性で一番心配なのは、パンサー・菅さんかも。
落ち着いた声質はいいが、二人の会話が弾む感じが乏しく、これから二人の関係性をどういったタイプの相棒として作り上げ、それを会話に繋げてゆくのかが課題だろう。
でか美ちゃんは、以前から面識もあったらしく、女性同士で和気あいあいとしていて、どっちがメインMCかわらかない感じもある。一つはこんな曜日があっていい感じだ。
飯塚悟志さんは、早速、蓮華さんのツッコミどころを掴み始めているようなのが、さすがのプロのツッコミだ。
口数は多くはないのに、的確な言葉で、しっかり会話の流れを作っているのも、さすがだ。
土屋礼央さんとは、お互いツッコミどころがあるようで、年齢は離れているが、会話が対等に近く、一番相性はいいかも。
会話のスピードも他の曜日よりBPMが速めで、熱が入ると、ちょっとコミュ力の高い「得意分野の違うオタク同士」っぽい会話になるところも面白い。
また、土屋さんは、この時間帯は長くやっているだけに、蓮華さんへのアドバイスも、的確にやってくれそうだ。
トータルで見て、「こねくと」、今後に期待できる第一、二週だったと思う。
最初からしっかり番組として成立していて、スタートとしては悪い印象はなかった。
ただ、「こねくと」の面白さって何?と聞かれて、答えられる言葉はまだ見つけられない。
そもそも、「たまむすび」って、赤江さんのキャラもあって、聴いている間はハプニングだらけで面白いけど、何かためになることが後に残るような番組ではなかった。
蓮華さんは、赤江さんではないから、同じような番組にはならないし、なる必要もないと思う。
だから、テーマが「こねくと」なんだろうし、それを核にして、「たまむすび」より「何かリスナーのためになることが残る」企画中心の番組にして行ってもいいんじゃないかと思うな。
なので、今後に期待し、時間に余裕があれば、しばらくは聞き続けようと思う。
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