参加資格は、メンバーに一人でも芸歴15年以上が要ればOKで、コント、漫才、ピン芸など、ジャンル不問なのは変わらず。
準決勝は、2023年3月に、浅草東洋館で行われ、「ふとっちょ☆カウボーイ」「藤波かよ子」「モダンタイムス」「イヌコネクション」「下町ミュンスター」「ムートン伊藤」「ななめ45°」の7組に、敗者復活の「イヌコネクション」が決勝に進出。
決勝は、2023年4月16日(日)に、霞ヶ関イイノホールで行われ、「モダンタイムス」が、「THE SECOND」ノックアウトステージで敗退したネタで挑戦し、見事優勝した。
G-1グランプリチャンネル - YouTube決勝は、前回同様、テレビ放送はなかったが、YouTubeで生配信が行われたのだが、今年の決勝のアーカイブやダイジェストは、今のところ公開されていないようだ。
ちょっと面白かったのは、大会の趣旨変更もあって、総合司会に、アンジャッシュ・渡部建を起用したこと。
審査員は、鈴木おさむ(放送作家)、マッコイ斉藤(演出家)、三谷三四郎(街録ch)、明松功(プロデューサー)が担当した。
正直、「モダンタイムス」というコンビについては、これまで全くネタを見たことがなく、決勝も見逃したので、ネタの内容についてはコメントは控える。
ただ、自ら「崖っぷち芸人の大会」を名乗り、決勝進出者を見ても、「THE SECOND」の敗退者もちらほらいて、決勝はテレビ放送もない。
これだと、「G-1グランプリ」の方がちょっとランクを下に見られるのは、仕方ないところ。
果たして、この大会が、タイトル通りの「崖っぷちからの脱出」に貢献できるのかは、「モダンタイムス」が、どの程度活躍できるかが試金石になるだろうな。
それなのに、未だに決勝のアーカイブどころか、優勝した「モダンタイムス」の優勝したネタも、インタビューさえも見られない状態というのは、大会運営者は馬鹿なのか!?
これじゃ、優勝のニュースを見た人が、興味を持って、公式サイトにアクセスしても、何も情報がないから、それ以上「モダンタイムス」のことを調べることはないだろう。
M-1グランプリ2022決勝のネタは、放送直後から公式にYouTubeで公開され、1st Round のさや香のネタは特に好評で、1,000万回再生を達成した。
これが、さや香の評価向上に大きく貢献しているのは間違いない。
「G-1グランプリ」は、決勝をYouTubeで生中継したのだから、せめて「モダンタイムス」の決勝ネタだけでも公開することが、そんなに難しいとは思えないのに、決勝以降、何の動画も上がっていない。
この一点だけを見ても、大会運営者が、優勝した芸人を、本気で「崖っぷちから救おう」などどは思っていないことが丸わかりだよな。
それにしても、この決勝メンバーで、何で「ななめ45°」が優勝できないんだよ!
何やってんだか!
「ななめ45°」は、個人的に好きで実力もあると思うだけに、残念だし、ちょっと怒っている。
なお、「G-1グランプリ」と混同していた「THE SECOND」の方は、出場者が豊富で実力派漫才師も多く、なかなか興味深い状況になっているので、また別途取り上げたいと思う。
【追記】この記事を書いた後、ようやく決勝の動画が公開された。
いずれにせよ、遅い!もう「G-1グランプリ」のことなんか、忘れているよ。
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