コンテンツが国境の壁を超える [ネット配信]
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「序章にすぎない」--Netflixがオリジナルコンテンツでかける本格攻勢 - CNET Japan
Huluオリジナル作品「フジコ」がATP賞テレビグランプリで 「特別賞・非放送系コンテンツ部門」を受賞- CINEMA TOPICS ONLINE
Amazonプライム・ビデオ、松本人志オリジナル作品を今秋独占配信 - Phile-web
有料動画配信サービスが、オリジナルコンテンツの制作に力を入れているのは聞こえていて、さらには、最近、日本制作の独自コンテンツも増えていることもニュースとなっているのは知っていたが、次のニュースにはちょっと驚いた。
日本作品を世界へ広げるNetflix。「火花」視聴者の半数は海外 - AV Watch
映像配信サービスのNetflixによれば、同社が日本で独自制作したドラマ「火花」が、6月3日から190カ国で10話一斉配信されており、50%は海外からの視聴となっているという。
漫才という、海外にはあまり馴染みのないコメディの形態が題材のドラマということで、決して外国人にはわかりやすい内容とは思えないのだが、海外でも積極的に見られているというのが驚きだ。
「デスノート」をNetflixがオリジナル実写化。2017年独占配信 - AV Watch
次は、「デスノート」の新作が控えているそうで、こちらは、海外で「火花」とは比べ物にならないほどの視聴数を獲得するのは間違いない。
「火花」以前に、日本のアニメ番組は、すでにNetflixにとっても、世界中で見られる人気コンテンツの一つであるそうで、こうした配信サービスが、日本のコンテンツに対し、真面目にお金をかけて字幕や吹き替えに取り組んでいき、
違法動画、専門員がネット監視へ…経産省 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
さらには、海外での違法動画の取締りも強化していくらしいので、うまくいけば、日本のコンテンツビジネスの収支は改善されていくだろう。
邦画が好調の裏で、これでいいのか?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
是非、その利益を、貧困にあえぐアニメーターや、やりがい搾取状態にある若手映画監督などに還元できるスキームを作って欲しいな。
もう一つ感じるのは、こうした配信サービスが、国やエリアを厳密に管理して配給する映画配給のシステムを凌駕する時代が、もうすぐ来そうだな、ということ。
日本なんて、映画館に1回行くより、Netflixを1か月見放題する方が安いのだ。
欧米でも、当たり前のように契約する家庭が多かったケーブルテレビを解約して、断然安いNetflixなどのネット動画を契約する層がどんどん増えているという。
家庭用のテレビも、4kという映画館にも匹敵する解像度のテレビも普及し始め、VR HMDでリアルな3D体験までできるようになれば、わざわざ映画館に行かなくても、満足できる人も増えるはず。
Netflixなどの動画配信サービスの契約者が増えることで、彼らの作るドラマの予算もクオリティもどんどん上がっており、米国では、今や、映画よりネット配信のドラマの方が、お金もかかっていて面白いものが多いと言われるぐらいだ。
安い上に、映画館では見られない面白いコンテンツも増えているとすれば、いよいよ勝負あり、かもしれない。
こうなってくると、3Dで多少盛り返したかに見える映画配給のビジネスも、欧米も含めて、今後はだんだん難しい状況になりそうだな。
これも時代の変遷なのだろうけど。
関連記事:
定額動画配信サービス「ゲオチャンネル」:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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これも時代の変遷なのだろうけど。
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