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「かぐや姫の物語」中間報告会見から [映画]

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「かぐや姫の物語」 残り1/3、2週間で仕上げる 中間報告会見開催 | アニメ!アニメ!

高畑勲監督の14年ぶりの長編映画「かぐや姫の物語」が、本当に、11月23日に公開されそうだ。

9月17日に行われた中間報告会見で、完成の目途は立ち、10月下旬には完成するとのこと。原画、動画作業はすでに終了し、着色が2/3まで終わり、残り1/3をあと2週間で行うらしいので、今度こそ本当だろう。



その場では、長めの映像も公開されたらしいが、YouTubeでも早く公開してほしいな。

声優については、かぐや姫役が朝倉あきさんを抜擢。
翁役は、今は亡き地井武男さんだそうで、まだ元気だった映像制作前の2011年8月に収録し、図らずも遺作となった。
また、個人的には、伊集院光が、一体どんな役で出ているのかが、興味あるな。



主題歌は、二階堂和美という人の「いのちの記憶」。毎回のことだが、流行の音楽からの外し具合がジブリらしい。

「竹取物語」の映画化というと、1987年の市川崑監督作品を思い出す。
元々原作の中身が薄いのを、無理やり、沢口靖子の美貌と、特撮表現だけで引き延ばした酷い作品で、これ以降しばらく監督の声がかからなくなったほど、市川崑の名声を失落させた作品でもあった。

今回、高畑勲監督はどうするのかと思ったら、ストーリーを変えることなく、場面場面でのかぐや姫の心情を描くことで2時間の映画にしたらしい。40年前の「アルプスの少女ハイジ」と同じ手法だそうだ(確かに「ハイジ」も原作は短編だ)。
宮崎駿の妄想力とはまた別の、高畑勲らしいロジカルな妄想力全開みたい。

完璧主義の高畑勲監督だけに、作品が完成しさえすれば、作品の出来に関しては、全く心配していない。

ただ、その完成度の割に、興行収入の面では、宮崎駿の後塵を拝してきただけに、今回は、「風立ちぬ」を上回って欲しい気がするな。
宮崎駿同様、年齢からしても、最後の長編監督作になる可能性は高いのだから。

それにしても、毎回、ジブリのプロモーション、うめーなと思う。
夏休みが終わってから、宮崎駿の記者会見をやって、再度盛り返しを行ったり、今回も、声優陣に、必ずアッという話題を乗せてくるもんな。「ハイジへのオマージュ」ってて宣伝文句も、親世代に上手くアピールするだろう。
意図的に仕込んでなくて、これだけ宣伝文句が出てくるのって、何だろうな?

関連記事:
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