「NOTTV」がサービス終了 [放送メディア]
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スマホ向け放送「NOTTV」、2016年6月末で終了 - ケータイ Watch
ドコモがサービスを主導していたモバイル地上マルチメディア放送「NOTTV」が、2016年6月30日でて終了することが明らかになった。
開始以降ずっと、加入者数は予測を下回り、赤字を垂れ流し続けたのだから、当然だろう。
最近は、NOTTVの受信機能を搭載しないNTTドコモのスマホ、タブレットも増えており、終末が近いことは窺わせていた。
NOTTV失敗は「背任」にも近い? 夏野剛氏らからドコモ経営者の責任を問う声 : J-CASTニュース
原因としては、昨今のVODサービスの盛り上がりも大きいだろう。ドコモから見れば、動画配信に関して、NOTTVによりドコモのネットワークがオフロードできればメリットが大きいと考えたのだろうが、ユーザーは、結局、オンデマンド配信で利便性の高いdTVを選んだということになりそうだ。
また、NTTドコモが、iPhone/iPadを取扱いし始めて以降、NOTTVに対応できないiPhone/iPadのシェアが急拡大しており、結果的に、ドコモ内でも、NOTTVがお試し受信さえできないユーザーが増えてしまったことも大きいのだろう。
コンテンツ面でも、当初は、AKB48などのオリジナル番組などが話題を呼んだりもしたが、AKBの人気も停滞気味だし、それ以外に視聴者層も広がらなかったようだ。
なんだか、こちらも、AKB押しするも失敗に終わった「Google+」みたいな状況になりつつあるな。
さて、これで空くV-HIGHの周波数帯域だが、NOTTVの運営会社mmbiは、放送終了後すみやかに放送免許を返上することになるのだろうが、総務省としてもその後の利用計画は未定らしい。
mmbiが全国に設置した放送設備の扱いも未定。
他社へ売却したいところだろうが、V-HIGHの利用計画が決まり、新しい事業者が名乗りを上げない限り、買い手も見つからないだろう。
総務省が、一度失敗した事業を全く同じ形でリブートするとは思えず、V-HIGHの利用目的自体を、全く違うサービスに変えてしまう可能性さえある(実際、他のニーズはいっぱいあったのだ)。
そうなると、放送設備の売却もままならなくなり、NTTドコモはさらに大きな負債を抱えることになるかもしれない。
一方、放送設備を、V-LOWマルチメディア放送の事業者(VIP)が買う可能性はあるが、V-LOW自体も、こうなると、ビジネスの見通しも厳しく査定されるだろうし、資金調達も含め、先々大丈夫なんだろうか?と思わざるを得ない。
関連記事:
NOTTV(モバキャス)とV-LOWマルチメディア放送の一発逆転はあるか?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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スマホ向け放送「NOTTV」、2016年6月末で終了 - ケータイ Watch
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開始以降ずっと、加入者数は予測を下回り、赤字を垂れ流し続けたのだから、当然だろう。
最近は、NOTTVの受信機能を搭載しないNTTドコモのスマホ、タブレットも増えており、終末が近いことは窺わせていた。
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原因としては、昨今のVODサービスの盛り上がりも大きいだろう。ドコモから見れば、動画配信に関して、NOTTVによりドコモのネットワークがオフロードできればメリットが大きいと考えたのだろうが、ユーザーは、結局、オンデマンド配信で利便性の高いdTVを選んだということになりそうだ。
また、NTTドコモが、iPhone/iPadを取扱いし始めて以降、NOTTVに対応できないiPhone/iPadのシェアが急拡大しており、結果的に、ドコモ内でも、NOTTVがお試し受信さえできないユーザーが増えてしまったことも大きいのだろう。
コンテンツ面でも、当初は、AKB48などのオリジナル番組などが話題を呼んだりもしたが、AKBの人気も停滞気味だし、それ以外に視聴者層も広がらなかったようだ。
なんだか、こちらも、AKB押しするも失敗に終わった「Google+」みたいな状況になりつつあるな。
さて、これで空くV-HIGHの周波数帯域だが、NOTTVの運営会社mmbiは、放送終了後すみやかに放送免許を返上することになるのだろうが、総務省としてもその後の利用計画は未定らしい。
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他社へ売却したいところだろうが、V-HIGHの利用計画が決まり、新しい事業者が名乗りを上げない限り、買い手も見つからないだろう。
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そうなると、放送設備の売却もままならなくなり、NTTドコモはさらに大きな負債を抱えることになるかもしれない。
一方、放送設備を、V-LOWマルチメディア放送の事業者(VIP)が買う可能性はあるが、V-LOW自体も、こうなると、ビジネスの見通しも厳しく査定されるだろうし、資金調達も含め、先々大丈夫なんだろうか?と思わざるを得ない。
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