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「M-1グランプリ2018」第14代王者は霜降り明星 [お笑い・芸能]

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第14代王者は霜降り明星!「M-1グランプリ2018」 - お笑いナタリー

2018年12月2日、ABC・テレビ朝日系にて生放送された「M-1グランプリ2018」決勝は、久々に後半リアルタイムで見ることができたが、「霜降り明星」が優勝した。

決勝は、笑神籤で決まった順に、見取り図、スーパーマラドーナ、かまいたち、ジャルジャル、ギャロップ、ゆにばーす、ミキ(敗者復活枠)、トム・ブラウン、霜降り明星、和牛の9組がネタを行なったが、ファイナルステージには、ジャルジャル、和牛、霜降り明星の3組が進出。

審査員の上沼恵美子、松本人志、サンド富澤の3人は和牛に、立川志らく、ナイツ塙、中川家・礼二、オール巨人の4人が霜降り明星に投票し、第14代王者に輝いた。

感じたことを、つらつらと書きたい。

・敗者復活枠は、全く知らない芸人が突如出てきてこそ、インパクトを与えられる。ミキのように、既に売れている芸人では、敗者復活効果はないことが分かった。

・ジャルジャルは、彼らのスタイルを今回も貫き、ラストイヤーでついに、ファイナルステージ進出を果たした。確かにこのネタは面白かった。最後のネタは、昨年決勝の改良版だったが、M-1優勝より、自分たちのスタイルを貫くことを優先したかったのだろう。
ただ、審査員の富澤も感想で述べていた「マシーンみたい」というのが、私の違和感を的確に言い表していて、今回のように、このネタを完ぺきにやりこなすことが、最も面白いことではない気がした。

・霜降り明星は、ネタを見たことがなかったが、動きのあるボケと、一捻りあるツッコミがうまく会場の雰囲気を掴んだのが勝因だろう。特に、ファイナルステージ1本目は、会場でもウケていたし、その後の和牛のネタが、笑いの立ち上がりが割と遅いネタだったので、比較すれば、霜降り明星の方が点数が高いのは、納得の結果だった。

・和牛は相変わらずち密な構成のネタをやっていた。特に、最終決戦のネタは、掴みから、シチュエーションの可笑しさが際立っていて、オチまで一か所の緩みもない完璧なネタだった。それにくらべれば、霜降り明星の2本目は、1本目よりパワーが落ちる感があったので、こりゃ和牛の勝だろうと確信していた。

・なので、最後、霜降り明星が王者になったのには、茫然としてしまった。霜降り明星4票に対し、和牛が3票という、和牛にとってはあと一歩の惜しい結果となった。
実は、この結果に今でも納得がいっていない。週末には、霜降り明星に1票を入れたナイツ塙の理由が、ラジオ番組で聴けるはずなので、それを聞けば納得できるのかもしれないが。

・審査員は、それぞれ違った立場で意見を言い、点数をつけていて、今回良かったと思う。ネットでは、自分の意見と違うと、ダメ審査員と烙印を押す人たちがわんさかいるが、その人の笑いのセンスがいかほどのものか、是非とも見せてほしいものだ。
そもそも、いろいろ違った立場からの意見を反映させるために、複数人数で採点するのであって、その中に自分と違う意見の人間がいて、当たり前だ。みんな同じ意見で、同じ採点をするのなら、審査員は一人でいいだろう。
一部の審査員に対し、「老害だ」と批判する向きもあるが、そもそも、なぜ審査員の1枠に超ベテランの意見が入っちゃいけないのだろう?

・今回、審査結果の後、ほとんどの審査員に発言を求めていたのはよかったと思う。過去の大会だと、審査員が発言する時間が限られているため、松本人志のオチを披露する場、みたいになりがちだったが、今回は、特に、関東から加わった立川志らく、ナイツ塙、サンド富澤とも、それぞれしっかり的確な自分らしい意見を述べていたので、新鮮味があった。

・サンド富澤は、前回審査員だった時もそうだが、コメントは的を射ていてとてもいいのに、付ける点数の幅が狭過ぎて採点が埋もれてしまっている。才能を送り出すのが審査員の役割なのだろうから、ここぞというときには、もっと思い切った点数をつけてもいいのではないだろうか。

霜降り明星 - Wikipedia

ちなみに、翌日朝、例によって、ワイドショーのスタジオで、霜降り明星が決勝のネタを再演していたが、M-1本番ほどは面白くないは、お客を巻き込んで笑いを作る芸風の宿命か。

とはいえ、まだ結成5年目というには、しっかりしたネタをやるな、と思ったら、二人とも高校時代からアマチュアで芸人目指して頑張ってきていて、キャリアは案外長いんだな。
フリートークもしっかり対応できるし、せいや、粗品という二人の能力バランスが取れていて、ネタも二人で作り上げる感じらしいのも、最近の成功する芸人コンビのパターンではあるな。

さて、3年連続で準優勝となってしまった和牛は、ファンとして残念としか言いようがない。
このまま笑い飯のパターンとなるのか? 次こそ、優勝するのか?
芸人なら、それさえも新たな笑いのネタができたと思い、次、頑張るしかないだろう。今から、来年が楽しみだ。

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