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ビデオリサーチのTV視聴率調査が刷新 [テレビ]

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ビデオリサーチのTV視聴率調査が刷新。個人の調査拡大、動画配信も検討 - AV Watch

ビデオリサーチは、視聴者のライフスタイル多様化や、テレビ視聴デバイス普及に伴う視聴形態の変化などによる“テレビ視聴の分散化”に合わせ、テレビ視聴率調査を3月30日より刷新して、リニューアルするという。

大きな変更点は次の通り。

・一部地区で提供している機械式個人視聴率調査(PM調査)を、一部を除き全地区に拡大
・一部地区で提供している個人視聴率調査を全地区に拡大
・一部地区で提供している毎日のデータ提供を全地区に拡大
・全国単位でのテレビ視聴率/推計視聴人数の提供開始
・関東/関西/札幌における調査世帯数の拡大
・民放7局、NHK2波のBS放送局の視聴率提供開始
・タイムシフト視聴率調査を全地区に拡大

3月30日から開始した調査の結果は、3月31日よりデータ提供される。

また、今後は、動画配信における放送局由来のコンテンツについても、視聴測定とその指標化を検討してゆく計画があるそうだ。

全国視聴率が出るのは、面白いかも。オリンピックなどの全国規模でのイベント放送が、全国でどのぐらい見られるのか、というのは、分かる指針があった方がいいだろう。

一方、BSの視聴率がこれまで計測されていなかったことは意外だった。
これまでは、視聴率が低すぎて、手間をかけて計る意義がなかったのかな?
また、HD放送チャンネルだけなのか、4K放送チャンネルも計測されるのか、あるいは、HDと4Kをまとめた形で計測されるのかが気になるな。

よく分からないのは、タイムシフト視聴率で、こうした新たな調査データが出ると、例えばCM単価が上がったりするのだろうか?
たとえ、タイムシフト視聴率がよかったとしても、CMを飛ばされれば、結局CMの価値が上がる訳ではないからだ。
じゃあ、何のためにその視聴率を計るのか? 何か理由があるんだろうな。それこそを知りたいところだ。

ビデオリサーチとしても、新しいネットの時代に向けて、動き始めていることは分かるが、調査内容を見ていると、未だに、家庭の中でメインになるリビングの大画面テレビというデバイスに縛られている傾向が見える。

しかし、実際に若い人が見ているのは、スマホやタブレットであり、今回始まった「NHKプラス」というネット配信も、見られるのはスマホやタブレット、PCのみであり、テレビデバイスでは見られない。

そろそろ、テレビを見るデバイスに関する制約を解き払わないと、本当の視聴率の姿など分からないのだろうな。

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