西原理恵子が「卒母」宣言

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“卒母”宣言　子離れできますか - NHK クローズアップ現代＋

2017年6月26日(月)の、NHKの「クローズアップ現代＋」を見た。
これまでこのブログでは言ったことがなかったかもしれないが、私は、「恨ミシュラン」の頃からのサイバラファンであり、「西原理恵子」はレコーダーのキーワード予約録画に入っているので、自動録画されていたのだ。

西原理恵子氏が「卒母」を宣言 決断に絶賛の声 - ライブドアニュース

この番組で、西原理恵子が「卒母（そつはは）」を発表したことを取り上げていて、それが話題になっている。

16年もの間「毎日新聞」で連載されていたマンガ「毎日かあさん」も、6月26日で連載終了したそうだ（ただし、10月からは新しい連載をスタート予定とのこと）。

「毎日かあさん」は、彼女の家族の日常をネタにしたマンガで、連載中に、戦場カメラマン・鴨志田穣の離婚、そして、復縁と逝去を体験。
その後は、シングルマザーとして2人の子どもを育ててきたが、息子は留年と留学を経て、今年の春には大学に進学。
娘も、高校に進みながらも、劇団に入り女優の道を進み始めており、二人ともすでに精神的な母離れが完了。
一方で、彼女は、高須クリニック創業者の高須克弥と事実婚状態。

もちろん、子供たちはまだ自分で稼げるわけではないので、経済的な援助は続けるそうだが、自分の行く道を見つけて進み始めた子供たちを見て「それ以外の干渉はもうしちゃいけない」と決心したのだそうだ。

「子育て終わり。お母さん卒業。各自解散！」

と西原理恵子は言う。

「毎日かあさん」は、初巻からずっと読んできたが、彼女の子育ては、放任主義（というより、忙し過ぎて放任にならざるを得なかった）ではあったが、子供が自立でき、自分で稼げる力を身につけさえるという意味では、常に姿勢は一貫していた。

そして、彼女の家族像が、一歩も二歩も先を行き、それを見事、実践しているからこそ、今回の「卒母」宣言も話題を呼び、新しい女性の生き方の指針を世間に与える結果となっているのだろうと思う。

我が家も、一人は来年大学院を卒業し就職し、下の子も大学3年生だが、サイバラ家の子供たちに比べれば、精神的な自立は足元にも及ばず、親としてお恥ずかしい限り。

さっさと夫婦で「卒母」「卒父」したいところだが、なかなか状況がそうさせてくれない状況だ。
就職して、仕事を始めれば、変わってくるのかな？と期待してはいるが・・・

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