トム・ペティの突然の訃報・66歳かよ・・・ [音楽]
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トム・ペティさん死去、66歳 米ロック歌手、心肺停止から戻らず
ロックミュージシャンのトム・ペティが、自宅で心臓発作を起こし、10月2日未明、カリフォルニア州サンタモニカの病院で亡くなったそうだ。
66歳だったそうで、ドラッグに溺れるような人ではなかったし、直前まで音楽活動をしていただけに、まだ信じられない気持ちだ。
救いは、家族やバンドメンバーに見守られながら、安らかに息を引き取ったことだろうか。
トムペティは、1950年、フロリダ州生まれだっそうで、1976年に「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」を結成し、1979年のアルバム「破壊(Damn the Torpedoes)」が、全米2位の大ヒットを記録し、一躍スターダムに。
私が、彼らの曲を聞いたのも、この頃が最初だった。
シングルカットされた「危険な噂(Don't Do Me Like That)」がスマッシュヒットし、日本でもよく掛かっていたが、シンプルでストレートなアメリカンロックという印象だった。
1981年には、フリートウッドマックのスティーヴィー・ニックスのために、盟友マイク・キャンベルと共作し、ギターやコーラスも担当している「嘆きの天使(Stop Draggin' My Heart Around)」が、全米3位を記録。
トムペティの作った曲としては、最大のヒットとなった。
そして、私が一番よく聴いたアルバムが、1982年発売の「ロング・アフター・ダーク(Long After Dark)」で、こちらも全米9位の大ヒット。
このアルバムからシングルカットされた「You Got Lucky」は、トムペティで私が一番好きな曲だ。
珍しくシンセサイザーを使い、シンプルで寂しげな曲調のイントロに乗せて歌われるのは、振られた男の強がりと、やりきれない気持ちだ。
しかも、この曲のミュージックビデオが凝っているので、是非見て欲しい。
時期的には、MTVが下火になりかけていた時期に、SFチックな独特の世界観を描き、私は、最初に見た時に、目がテレビにくぎ付けになったのを思い出す。
その後は、あまり大ヒットには恵まれなかったが、1988年には、ELOのジェフリンが首謀し、ディランやジョージ・ハリスンら大物ミュージシャンとともに覆面で「トラヴェリング・ウィルベリーズ」を結成してアルバムを発売し、大ヒットしたのは忘れてはならない。
2002年にはロックの殿堂入りを果たしたそうだが、この頃は、アルバムが発売されても、日本ではほとんどプロモーションされなくなり、私は彼らの曲を聴く機会も全くなくなった。
なので、昔の曲を聴いては、最近も細々と音楽活動をやっているのかなぁ、などと思い出す程度だった。
ところが、2010年に発売したアルバム「モジョ(Mojo)」が、いきなりの全米チャート2位を記録。
見事復活どころか、「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」としては歴代最大のヒットとなったのには驚かされた。
さらには、2014年に発売したアルバム「ヒプノティック・アイ(Hypnotic Eye)は、ビルボード誌総合チャートでNo.1を獲得し、「Mojo」をさらに超える、彼らとして最大のヒットアルバムとなった。
そんな風に、歳老いても全く衰えを見せずに、ますます活発に音楽活動を続けていたのを知っていたので、まさかこんなに早く亡くなるとはね。惜しいと思うし、まだ信じられない気持ちだ。
基本アルバムアーティストであり、キャッチーなヒット曲を連発するようなミュージシャンではなかったので、素人受けがいいミュージシャンではなかったが、アメリカンロック史を語る上では、決して避けて通れないミュージシャンだと思う。
高橋芳朗 グラミー賞受賞曲への相次ぐ盗作疑惑を語る
それは、こちらのラジオ番組でも取り上げられてるように、トムペティの曲の盗作騒ぎがやたら多いことからも分かる。
盗作ではないにしても、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして常にインスパイヤされる対象だったのだ。
ブルース・スプリングスティーン「トム・ペティのいない世界はより悲しい場所に」 | BARKS
ボブ・ディラン、トム・ペティの訃報を受けて追悼の意を表明 | NME Japan
トム・ペティ、訃報を受けて音楽界から追悼の声 | NME Japan
トム・ペティの訃報を受け、様々なミュージシャンが追悼コメントを発表 - amass
ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンや、ジェフ・リンなども、追悼のメッセージを出しているが、特にブルースのメッセージは、共にアメリカンロックを背負った同士という意識があるのか、深い悲しみが伝わってくるな。
ご冥福をお祈りいたします。
関連記事:
ウォルター・ベッカーの訃報にショック!:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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トム・ペティさん死去、66歳 米ロック歌手、心肺停止から戻らず
ロックミュージシャンのトム・ペティが、自宅で心臓発作を起こし、10月2日未明、カリフォルニア州サンタモニカの病院で亡くなったそうだ。
66歳だったそうで、ドラッグに溺れるような人ではなかったし、直前まで音楽活動をしていただけに、まだ信じられない気持ちだ。
救いは、家族やバンドメンバーに見守られながら、安らかに息を引き取ったことだろうか。
トムペティは、1950年、フロリダ州生まれだっそうで、1976年に「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」を結成し、1979年のアルバム「破壊(Damn the Torpedoes)」が、全米2位の大ヒットを記録し、一躍スターダムに。
私が、彼らの曲を聞いたのも、この頃が最初だった。
シングルカットされた「危険な噂(Don't Do Me Like That)」がスマッシュヒットし、日本でもよく掛かっていたが、シンプルでストレートなアメリカンロックという印象だった。
1981年には、フリートウッドマックのスティーヴィー・ニックスのために、盟友マイク・キャンベルと共作し、ギターやコーラスも担当している「嘆きの天使(Stop Draggin' My Heart Around)」が、全米3位を記録。
トムペティの作った曲としては、最大のヒットとなった。
そして、私が一番よく聴いたアルバムが、1982年発売の「ロング・アフター・ダーク(Long After Dark)」で、こちらも全米9位の大ヒット。
このアルバムからシングルカットされた「You Got Lucky」は、トムペティで私が一番好きな曲だ。
珍しくシンセサイザーを使い、シンプルで寂しげな曲調のイントロに乗せて歌われるのは、振られた男の強がりと、やりきれない気持ちだ。
しかも、この曲のミュージックビデオが凝っているので、是非見て欲しい。
時期的には、MTVが下火になりかけていた時期に、SFチックな独特の世界観を描き、私は、最初に見た時に、目がテレビにくぎ付けになったのを思い出す。
その後は、あまり大ヒットには恵まれなかったが、1988年には、ELOのジェフリンが首謀し、ディランやジョージ・ハリスンら大物ミュージシャンとともに覆面で「トラヴェリング・ウィルベリーズ」を結成してアルバムを発売し、大ヒットしたのは忘れてはならない。
2002年にはロックの殿堂入りを果たしたそうだが、この頃は、アルバムが発売されても、日本ではほとんどプロモーションされなくなり、私は彼らの曲を聴く機会も全くなくなった。
なので、昔の曲を聴いては、最近も細々と音楽活動をやっているのかなぁ、などと思い出す程度だった。
ところが、2010年に発売したアルバム「モジョ(Mojo)」が、いきなりの全米チャート2位を記録。
見事復活どころか、「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」としては歴代最大のヒットとなったのには驚かされた。
さらには、2014年に発売したアルバム「ヒプノティック・アイ(Hypnotic Eye)は、ビルボード誌総合チャートでNo.1を獲得し、「Mojo」をさらに超える、彼らとして最大のヒットアルバムとなった。
そんな風に、歳老いても全く衰えを見せずに、ますます活発に音楽活動を続けていたのを知っていたので、まさかこんなに早く亡くなるとはね。惜しいと思うし、まだ信じられない気持ちだ。
基本アルバムアーティストであり、キャッチーなヒット曲を連発するようなミュージシャンではなかったので、素人受けがいいミュージシャンではなかったが、アメリカンロック史を語る上では、決して避けて通れないミュージシャンだと思う。
高橋芳朗 グラミー賞受賞曲への相次ぐ盗作疑惑を語る
それは、こちらのラジオ番組でも取り上げられてるように、トムペティの曲の盗作騒ぎがやたら多いことからも分かる。
盗作ではないにしても、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして常にインスパイヤされる対象だったのだ。
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ご冥福をお祈りいたします。
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