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STU48のデビュー曲「暗闇」 [音楽]

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STU48-Kurayami.jpg

アイドル自体にほとんど興味がないので、「STU48」というグループが存在すること自体を知らなかったし、「STU48」という名前を見ても、AKB一派なんだろうなとは思うが、どこの地域のアイドルなのかも知らなかった。



STU48「暗闇」Full MV感想まとめ。良い曲貰えて良かった : STU48まとめシップ

そんな状態で、今更ながらですが、ラジオでたまたま流れていて、聴いたのが、STU48のデビュー曲「暗闇」という曲。

一聴して、若いアイドルグループが歌っているのは分かるが、その歌詞の古風とも言える言葉遣いや、早口に言葉を詰め込む譜割りが、まるで「吉田拓郎」みたいだなと思った。
実際、聴いている最中は、「アイドルなのに吉田拓郎に曲を書いてもらえたのかな、凄いな」と信じかけてしまったぐらい。

そして、曲を聞き終えて、その後知らされた曲名が、STU48の「暗闇」というものだった。

STU48 - Wikipedia

早速検索すると、まず、STU48は、瀬戸内7県を拠点とする日本の女性アイドルグループだそうだが、私自身アイドルにあまり興味がないし、2017年にグループが誕生して間もないこともあってか、私は、正直、メンバーの誰の名前も知らない。
多分、テレビでも誰も見たことはないと思う。

そして、アイドルのデビュー曲らしくないタイトルの「暗闇」という曲の作詞は、吉田拓郎ではなく秋元康であり、作曲はaokadoというAKBグループではお馴染みのコンビであることを知った。

作詞が秋元康と聞いて、ちょっとした衝撃。
秋元康は、吉田拓郎世代ではあるから、そのスタイルをパクっても不思議ではないが、パクっているのは歌詞の乗せ方のスタイルだけであり、歌詞の中身は、よく聴くと吉田拓郎の世界ではない。

その物語は、「木綿のハンカチーフ」の本歌取りとも言える、都会に行かなかった若者が主人公。

STU48 暗闇 歌詞

歌詞をそのまま掲載するのは、著作権上問題あるので、こちらの正式に許諾を得ているサイトでじっくりご覧いただきたい。

秋元康というと、アイドルを売るために、マーケティング重視で歌を作っているような印象もあるのだが、この歌詞は、誰にでも書けるものではない。

いい歌詞について褒めるときに「ここの部分のワードセンスがいい」とピックアップしたくなるものなのだが、「暗闇」に関してはそれが非常に難しい。
すべての歌詞の言葉をパズルのように組み立てて、一つの物語を浮かび上がらせている歌詞だからだ。
敢えて言えば全部良くて、どこか部分を抜き出して取り上げると、この歌詞の良さが失われる気がするので、それをしたくない感じ。


斉藤由貴 情熱 歌詞

歌詞に関して同じような物語性を感じた曲というと、斎藤由貴の「情熱」(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:武部聡志)を思い出すが、この「暗闇」も、言葉は堅めだが、往年の松本隆を思い起こさせるような瑞々しい青春ソングとなっており、アイドルグループのデビュー曲としては、極めて贅沢なとてもいい曲だと思う。

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