さすがの出来のTBSドラマ「MIU404」 [テレビ]
スポンサードリンク
綾野剛と星野源が語る「MIU404」の見どころは“バディ”、ライブ配信会見レポ(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース
新型コロナウィルスの影響で、テレビドラマの放送開始が遅れていたが、その中で、何といっても注目していたのが、TBS系のドラマ「MIU404」だ。
内容以前に、新井順子プロデューサーの下、野木亜紀子がオリジナル脚本を書き、塚原あゆ子監督が演出を務めるという、傑作ドラマ「アンナチュラル」の黄金トリオが結集するというだけで、もう見るしかないだろう。
MIUとは、Mobile Investigative Unit(機動捜査隊)の略だそうで、「アンナチュラル」のUDIラボとは違い、実際に存在する組織で、警察において、捜査第一課が担当する事件(強盗、傷害、殺人等)の初動捜査を担当する部隊だそうだ。
綾野剛(伊吹)、星野源(志摩)のダブル主演に加え、男臭くなりがちな職場に、女性の隊長・麻生久美子を配するという野木亜紀子らしいバランス感覚。
出演者のインタビューを聞いても、何より脚本が面白いし、現場の熱気がすごいということで、始まる前から成功は見えている気がした。
そのドラマ「MIU404」の初回15分拡大版が、2020年6月26日(金)の22時から放送された(次週からは毎週金曜の22:00~22:54)。
綾野剛&星野源W主演『MIU404』トレンド世界1位に 会話劇&米津玄師の主題歌に反響続々 (2020年6月27日) - エキサイトニュース
実際初回の出来は素晴らしく、その評判は、放送直後に、ツイッタートレンドで世界一になるほどだったらしい。
私も、録画して見たが、全く性格が異なる綾野剛、星野源のぶつかり合いながらも目的に向かって突っ走るバディ感に魅了されるし、転がり続けるストーリー展開と、きめ細かな伏線の貼り方が、いかにも野木亜紀子脚本。
そして、複数のエピソードを絡ませて、「マウントを取り合う人間関係のむなしさ」「ルールは何のためにあるのか?」といった大きなテーマが浮かび上がってくる。
今回も、終わりごろの見どころでタイミングよく流れ始める米津玄師の主題歌「感電」も素晴らしい出来。
一方で、予想以上だったのは、最近のテレビドラマでは珍しい迫力あるカーアクション。これ毎回やるのだろうか?
ただ、一点文句を言うとしたら、いくら足が速いと言っても、車を走って追いつくのは無茶じゃないだろうか?
事故後、怪我をしている志摩が平気で走り始めるのも超人過ぎるだろ。
「MIU404」は一話完結のドラマだが、「アンナチュラル」がそうであったように、一話完結の事件を描きながら、最終回に向けて全編を通じていくつかの謎があり、すでにその伏線が張られているようだ。思いつく限りでも、
・優秀な刑事として描写される志摩はなぜ捜査第一課を外されたのか?
・キャリア組のはずの九重警部補が、なぜMIUに配属されてきたのか?
・ナウチューバーという狂言回しは今後どういう役割を担うのだろうか?
・志摩が犯人を銃殺しようとしたという過去の問題は、本当はどういう事件だったのだろうか?
・志摩と伊吹の個性的なキャラクターは、どうやって形作られてきたのだろうか?
といった謎が設定されていて、それは、今後のエピソードの中で徐々に明らかになってゆくのだろう。
これは「アンナチュラル」と並ぶ、野木亜紀子の代表作になる予感がするな。
MIU404|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」 - 無料で動画見放題
見逃した方は「TVer」で、1週間無料で見ることができるので、「アンナチュラル」ファンは絶対に見て欲しい。
私も、最終回まで、しっかり完走したいと思う。
もし、このドラマが遅れずにスタートしていたら、「M」みたいなコントもどきドラマがこれほど話題を呼ぶことはなかったと思うな。
関連記事:
TBS「アンナチュラル」全10話が年末年始再放送:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
スポンサードリンク
綾野剛と星野源が語る「MIU404」の見どころは“バディ”、ライブ配信会見レポ(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース
新型コロナウィルスの影響で、テレビドラマの放送開始が遅れていたが、その中で、何といっても注目していたのが、TBS系のドラマ「MIU404」だ。
内容以前に、新井順子プロデューサーの下、野木亜紀子がオリジナル脚本を書き、塚原あゆ子監督が演出を務めるという、傑作ドラマ「アンナチュラル」の黄金トリオが結集するというだけで、もう見るしかないだろう。
MIUとは、Mobile Investigative Unit(機動捜査隊)の略だそうで、「アンナチュラル」のUDIラボとは違い、実際に存在する組織で、警察において、捜査第一課が担当する事件(強盗、傷害、殺人等)の初動捜査を担当する部隊だそうだ。
綾野剛(伊吹)、星野源(志摩)のダブル主演に加え、男臭くなりがちな職場に、女性の隊長・麻生久美子を配するという野木亜紀子らしいバランス感覚。
出演者のインタビューを聞いても、何より脚本が面白いし、現場の熱気がすごいということで、始まる前から成功は見えている気がした。
そのドラマ「MIU404」の初回15分拡大版が、2020年6月26日(金)の22時から放送された(次週からは毎週金曜の22:00~22:54)。
綾野剛&星野源W主演『MIU404』トレンド世界1位に 会話劇&米津玄師の主題歌に反響続々 (2020年6月27日) - エキサイトニュース
実際初回の出来は素晴らしく、その評判は、放送直後に、ツイッタートレンドで世界一になるほどだったらしい。
私も、録画して見たが、全く性格が異なる綾野剛、星野源のぶつかり合いながらも目的に向かって突っ走るバディ感に魅了されるし、転がり続けるストーリー展開と、きめ細かな伏線の貼り方が、いかにも野木亜紀子脚本。
そして、複数のエピソードを絡ませて、「マウントを取り合う人間関係のむなしさ」「ルールは何のためにあるのか?」といった大きなテーマが浮かび上がってくる。
今回も、終わりごろの見どころでタイミングよく流れ始める米津玄師の主題歌「感電」も素晴らしい出来。
一方で、予想以上だったのは、最近のテレビドラマでは珍しい迫力あるカーアクション。これ毎回やるのだろうか?
ただ、一点文句を言うとしたら、いくら足が速いと言っても、車を走って追いつくのは無茶じゃないだろうか?
事故後、怪我をしている志摩が平気で走り始めるのも超人過ぎるだろ。
「MIU404」は一話完結のドラマだが、「アンナチュラル」がそうであったように、一話完結の事件を描きながら、最終回に向けて全編を通じていくつかの謎があり、すでにその伏線が張られているようだ。思いつく限りでも、
・優秀な刑事として描写される志摩はなぜ捜査第一課を外されたのか?
・キャリア組のはずの九重警部補が、なぜMIUに配属されてきたのか?
・ナウチューバーという狂言回しは今後どういう役割を担うのだろうか?
・志摩が犯人を銃殺しようとしたという過去の問題は、本当はどういう事件だったのだろうか?
・志摩と伊吹の個性的なキャラクターは、どうやって形作られてきたのだろうか?
といった謎が設定されていて、それは、今後のエピソードの中で徐々に明らかになってゆくのだろう。
これは「アンナチュラル」と並ぶ、野木亜紀子の代表作になる予感がするな。
MIU404|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」 - 無料で動画見放題
見逃した方は「TVer」で、1週間無料で見ることができるので、「アンナチュラル」ファンは絶対に見て欲しい。
私も、最終回まで、しっかり完走したいと思う。
もし、このドラマが遅れずにスタートしていたら、「M」みたいなコントもどきドラマがこれほど話題を呼ぶことはなかったと思うな。
関連記事:
TBS「アンナチュラル」全10話が年末年始再放送:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
にほんブログ村 | 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
2020-07-02 00:00
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0