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日本のコンテンツ力の凄さと、ビジネスの下手さ [コンテンツ]

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外国人「日本勢が凄すぎる」世界で最も稼いでいるシリーズ作品ランキング : 海外の万国反応記@海外の反応

こちらの記事を読むと、世界で最も稼いでいるシリーズ作品ランキングTOP25のうち、単独のコンテンツホルダーとしてみると、やはりディズニーが最強で、「クマのプーさん」「ミッキーマウス」から、買収して傘下となった「マーベル」「スターウォーズ」まで、7作品を占め、依然、最大のコンテンツホルダーであることが分かる。

一方で、国別でみると、10作品が日本勢で一番多いという。

海外ではほとんど知られていない「アンパンマン」から、日本より海外で稼ぐ「ドラゴンボール」や「ポケモン」まで。
また、マンガ、アニメ、ライトノベルから、ゲーム、グッズまで、その内容もバラエティ豊かで、これを見ていると、日本のコンテンツ力、なかなかすごいじゃないかと思ってしまう。

しかしながら、日本のコンテンツホルダーが、ディズニーほど稼いでいるとは言えない現状もある。

ディズニーが、有力コンテンツをどんどん買収し、それを全世界的にビジネス展開しており、そのためもあって、著作権保護に厳しく、全世界中から厳しくニセモノや、違法視聴を排除している。

それに対し、日本のコンテンツホルダーは、もともと日本国内しかビジネスを考えておらず、海外に対しては、いい加減な契約で、安いライセンス料でも、気にせずコンテンツをバラまいていたのが、世界中にファンを生み出したのは間違いない。

しかしそのせいで、「トランスフォーマー」のように、米国に権利を売り渡してしまったり、「ウルトラマン」のように、今も権利関係の訴訟問題を抱えるコンテンツも少なくない。

そうした事情あって、日本のコンテンツホルダーは、人気のコンテンツはたくさん持っているのにも関わらず、ディズニーほどは、コンテンツで稼いでいるとは言えない状況なのだろう。

最近は、さすがに各社とも、海外を意識し始めており、アニメを制作するにしても、最初から全世界一斉公開を目指す企業が増えているし、契約もしっかりして、稼げる体制が徐々に整いつつあるとは思うが、ディズニーほどはがめつく稼げてはいないようだ。

著作権保護期間が50年から70年に延長。一部非親告罪化も - Impress Watch

ただ、欧米先進国だけでなく、TPP加盟の東南アジア諸国などでも、著作権の保護期間が70年に延長されており、これは、日本のコンテンツビジネスにとってはとても大きなことだと思う。

関連記事:
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