「プロフェッショナル 仕事の流儀・田中みな実」を見て思う [テレビ]
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『プロフェッショナル』田中みな実、大反響…取材原稿にダメ出し、番組Pに放送直後に電話
2020年10月25日(火)のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、田中みな実を取り上げていた。
早速録画を見たが、なかなかヘビーな内容だったものの、純粋にドキュメンタリとして見応えがあった。
すでに、「何のプロでもない人間を何故取り上げるのか?」という揶揄、批判が、SNSやらネットニュースにあふれているが、本人も映像の中で「そうなるだろう」と言っていて、それでも見てもらえれば、番組側の期待に応えられたことになり、それでいいという。
私自身も、「番組はなぜ彼女を取り上げたのだろう?」と思いながら番組を見始めたが、結局「彼女が何のプロフェッショナルなのか?」については何も結論付けないまま、一般論として「プロフェッショナルとは何か?」を総括するような不思議な回となっていた。
プロフェッショナル制作裏話 第4回「田中みな実」 プロフェッショナル仕事の流儀 |NHK_PR|NHKオンライン
後でググったら、こちらに制作の裏話が載っていたのだが、これも面白くて必読だ。
田中みな実を撮った平山ディレクターという人自身が、相当有能で、しかも、トガっている人だそうで、ある意味、田中みな実に似た性分を持っている人みたい。
それだけに、この番組は、他の番組では見えないリアルな「田中みな実」を描き出し、平山Dが、まるで自家中毒を起こしているようなドキュメンタリーとなったのだと思う。
彼女は、バラエティであれ、モデルであれ、演技であれ、書き物であれ、是非にと求められ、自分にやれると思えば、本人の弁によれば「その期待に120%で応えたい」のだという。
そして、伊集院のラジオでも言っていたが、特に自分からやりたいことはなくて、求めた人に結果を出して喜んでもらえるのが、一番嬉しいことだという。
求められなくなった仕事は、あっさりやめる覚悟だという達観も、今「特に自分からやりたいことをやっている訳ではない」からだろう。
確かにこういうタイプの人間は、私の周りににもいたことがあって、頑張り屋さんなのだが、一つ懸念は、いい仕事をし過ぎて、それが次は普通の期待になり、それに応えてどんどん頑張り過ぎてしまうこと。
結果、体を壊したり、心を病んでしまいかねない。
彼女も、そうならなければいいが、とは思う。
過去にも、社員時代に、頑張り過ぎて、倒れたこともあったようだし、フリーになってしばらくして、仕事も恋愛もうまくいかなかったのか、病的にガリガリになっていた時期があって、テレビで見ていても「大丈夫かな?」と心配した時期があった。
田中みな実、失恋で体重が「34キロくらいに」太田光代さんに救われた過去明かす - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
田中みな実 「出来るだけ早く安定した生活を手に入れたいと思っているのでぇ」 ゲスト 堀井美香 - YouTube
その様子を見かねた太田光代社長や、TBSの堀井美香アナが、助け舟を出していたことを、後でテレビやラジオ番組で知ったが、これまでも、そうした周りの助けがあって、何とか乗り切ってきたようだし、今後も、彼女が孤独ではなく、そうした人たちが周りにいて欲しいと切に願う。
田中みな実が事務所移籍後初の女優業、NHKドラマ - ドラマ : 日刊スポーツ
後半は、彼女が新たに求められて挑戦している俳優業についても取り上げていた。
撮影中に起きた事務所移籍については、深く語られてはいなかったが、怪演が話題になった「M 愛すべき人がいて」と、対比する形で、NHK土曜ドラマ「ノースライト」(2020年12月12日、19日の21:00~10:13:10)の最新の撮影の模様が取り上げられ、そこでは、「M」とは全く違う地味な脇役に取り組む彼女を映しだし、俳優業に対しても本気であることが分かる構成となっていた。
求められた仕事には120%で応え、必要とされていないと思ったら辞めるという、その潔さを、世間では「変わり身の早さ」と言うかもしれないが、世間の中で、個人が戦っていく上では、それは必要なものであり、その生命力を揶揄する人は、ただの甘ちゃんだと思う。
私自身、自分がやりたいと夢を抱いてきた仕事と、他人から予想外に高く評価されて求められる仕事のギャップに悩んだ末、一時期、自分を殺して、求められる仕事を頑張る方向にかじを切った経験があるので、彼女の気持ちには共感できる。
面白いもので、求められる仕事を必死でこなしていくうちに、いつか、やりたかった仕事をやれるチャンスって、巡ってくるんだよなぁ。
それが彼女にとって何なのかは知らないが、もう少し心から楽しそうな彼女が、今後、どこかで見られるといいな、と思う。
そうそう、一つだけ、番組を見ていて不思議だったのは、彼女をとりまく生活感のなさ。
60万部の写真集の印税と、今年に入ったCMの契約料だけ見積もっても、彼女の直近の年収は2億円を下らないはず。
20万円の美容器具とか、様々な高級化粧品や、高級フルーツ、高級ファッションなど、もちろんお金持ちだなー、と思えるところはあるのだが、すべては仕事のため。
一般人には買えないものを買い、食べられないものを食べてはいるが、それでも一般人の一桁上程度がせいぜい。
2億円は、一般人の年収の二桁上だからね。
華美な宝石や時計などの高価な宝飾品を身に着けている様子がないし、映像に映る家の様子を見ても、彼女の生活はむしろ質素に見え、成金趣味からは程遠い。
たまに週刊誌に撮られたかと思ったら、仕事の帰りか、仕事関係の飲み会の帰りか、愛犬との散歩や買い物という地味さ。
一体、億のお金はどこに使っているのだろうか? お父さんが、金融関係の人だったから、投資?
その面では、謎は深まった気がするな。
なお、この回の再放送は、11月3日(火)の深夜0:15~午前1:00にあるそうなので、見逃した方、興味を持った方は、予約録画を忘れずに。
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田中みな実は女優として成功できるのか?(余計なお世話ですが):コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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2020年10月25日(火)のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、田中みな実を取り上げていた。
早速録画を見たが、なかなかヘビーな内容だったものの、純粋にドキュメンタリとして見応えがあった。
すでに、「何のプロでもない人間を何故取り上げるのか?」という揶揄、批判が、SNSやらネットニュースにあふれているが、本人も映像の中で「そうなるだろう」と言っていて、それでも見てもらえれば、番組側の期待に応えられたことになり、それでいいという。
私自身も、「番組はなぜ彼女を取り上げたのだろう?」と思いながら番組を見始めたが、結局「彼女が何のプロフェッショナルなのか?」については何も結論付けないまま、一般論として「プロフェッショナルとは何か?」を総括するような不思議な回となっていた。
プロフェッショナル制作裏話 第4回「田中みな実」 プロフェッショナル仕事の流儀 |NHK_PR|NHKオンライン
後でググったら、こちらに制作の裏話が載っていたのだが、これも面白くて必読だ。
田中みな実を撮った平山ディレクターという人自身が、相当有能で、しかも、トガっている人だそうで、ある意味、田中みな実に似た性分を持っている人みたい。
それだけに、この番組は、他の番組では見えないリアルな「田中みな実」を描き出し、平山Dが、まるで自家中毒を起こしているようなドキュメンタリーとなったのだと思う。
彼女は、バラエティであれ、モデルであれ、演技であれ、書き物であれ、是非にと求められ、自分にやれると思えば、本人の弁によれば「その期待に120%で応えたい」のだという。
そして、伊集院のラジオでも言っていたが、特に自分からやりたいことはなくて、求めた人に結果を出して喜んでもらえるのが、一番嬉しいことだという。
求められなくなった仕事は、あっさりやめる覚悟だという達観も、今「特に自分からやりたいことをやっている訳ではない」からだろう。
確かにこういうタイプの人間は、私の周りににもいたことがあって、頑張り屋さんなのだが、一つ懸念は、いい仕事をし過ぎて、それが次は普通の期待になり、それに応えてどんどん頑張り過ぎてしまうこと。
結果、体を壊したり、心を病んでしまいかねない。
彼女も、そうならなければいいが、とは思う。
過去にも、社員時代に、頑張り過ぎて、倒れたこともあったようだし、フリーになってしばらくして、仕事も恋愛もうまくいかなかったのか、病的にガリガリになっていた時期があって、テレビで見ていても「大丈夫かな?」と心配した時期があった。
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後半は、彼女が新たに求められて挑戦している俳優業についても取り上げていた。
撮影中に起きた事務所移籍については、深く語られてはいなかったが、怪演が話題になった「M 愛すべき人がいて」と、対比する形で、NHK土曜ドラマ「ノースライト」(2020年12月12日、19日の21:00~10:13:10)の最新の撮影の模様が取り上げられ、そこでは、「M」とは全く違う地味な脇役に取り組む彼女を映しだし、俳優業に対しても本気であることが分かる構成となっていた。
求められた仕事には120%で応え、必要とされていないと思ったら辞めるという、その潔さを、世間では「変わり身の早さ」と言うかもしれないが、世間の中で、個人が戦っていく上では、それは必要なものであり、その生命力を揶揄する人は、ただの甘ちゃんだと思う。
私自身、自分がやりたいと夢を抱いてきた仕事と、他人から予想外に高く評価されて求められる仕事のギャップに悩んだ末、一時期、自分を殺して、求められる仕事を頑張る方向にかじを切った経験があるので、彼女の気持ちには共感できる。
面白いもので、求められる仕事を必死でこなしていくうちに、いつか、やりたかった仕事をやれるチャンスって、巡ってくるんだよなぁ。
それが彼女にとって何なのかは知らないが、もう少し心から楽しそうな彼女が、今後、どこかで見られるといいな、と思う。
そうそう、一つだけ、番組を見ていて不思議だったのは、彼女をとりまく生活感のなさ。
60万部の写真集の印税と、今年に入ったCMの契約料だけ見積もっても、彼女の直近の年収は2億円を下らないはず。
20万円の美容器具とか、様々な高級化粧品や、高級フルーツ、高級ファッションなど、もちろんお金持ちだなー、と思えるところはあるのだが、すべては仕事のため。
一般人には買えないものを買い、食べられないものを食べてはいるが、それでも一般人の一桁上程度がせいぜい。
2億円は、一般人の年収の二桁上だからね。
華美な宝石や時計などの高価な宝飾品を身に着けている様子がないし、映像に映る家の様子を見ても、彼女の生活はむしろ質素に見え、成金趣味からは程遠い。
たまに週刊誌に撮られたかと思ったら、仕事の帰りか、仕事関係の飲み会の帰りか、愛犬との散歩や買い物という地味さ。
一体、億のお金はどこに使っているのだろうか? お父さんが、金融関係の人だったから、投資?
その面では、謎は深まった気がするな。
なお、この回の再放送は、11月3日(火)の深夜0:15~午前1:00にあるそうなので、見逃した方、興味を持った方は、予約録画を忘れずに。
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