海外の2020年の「今年の言葉」 [イベント・企画]
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2021年年始早々だが、昨年、一つ掲載し忘れた記事があり、まずはそれを掲載したい。
先日、日本の新語・流行語大賞などの発表について、ご紹介したが、海外ではどんな言葉が選ばれているか、チェックしてみた。
'Lockdown' Named Collins Word of the Year 2020 | DMM英会話 デイリーニュース
今年の言葉「ロックダウン」 英辞典コリンズが選出:時事ドットコム
まず、イギリスの英語辞典「コリンズ」の編集部が、2020年11月10日、2020年の「Word of the Year(今年の言葉)」を発表したが、ここでは、新型コロナウイルス対策の「ロックダウン(都市封鎖)」を選んでいた。
選出理由は、「(世界中の)数十億人が共有する経験を一言で表している」から、とのこと。
さらに、トップ10には、「新型コロナウイルス」も選ばれたそうで、両者の言葉の地位が、ここでは逆転しているのが面白いところ。
それ以外にも、新型コロナウィルス関連では、日本で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれている「キーワーカー」や、「自主隔離」「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)」「休業手当」がトップ10に選ばれ、海外でも新型コロナウィルス関連の新語が席巻している。
コロナ関連以外では、米国での警官による黒人差別行為に端を発した「ブラック・ライブズ・マター」や、ヘンリー王子の王室離脱を示す「メグジット」が挙げられおり、ネットスラングでは「ティックトッカー」が挙がっていたぐらい。
Dictionaries Choose ‘Pandemic’ as 2020 Word of the Year
こちらの記事によれば、「Merriam-Webster」と「Dictionary.com」という米国の2つの主要な辞書出版社が、2020年 Word of the Yearとして、「パンデミック」を選択したそうだ。これらは、主に、ネットの検索でどれだけ使われたが、主な指標みたいだ。
また、イギリスのケンブリッジ辞書では、「quarantine(検疫)」を選択し、追加したそうだ。これは、新型コロナウィルスに関して、「quarantine(検疫)」という言葉に新しい意味が追加され、少し違った使われ方をしたことによるらしい。
Dictionaries Choose ‘Pandemic’ as 2020 Word of the Year
一方、オックスフォード辞書は、敢えて2020年のWord of the Yearを選定しなかったみたい。
理由は、新型コロナウィルス絡みを中心に、余りにたくさんの言葉が矢継ぎ早に生まれたため、一つに選べなかったから、とのこと。
これはこれで、一つの見識かもしれない。
» Words of the Year American Dialect Society
そして、昨年末にご紹介したAmerican Dialect Society(アメリカ方言学会)が主催する「2020 Virtual Word-of-the-Year」は一般からの投票で決まるのだが、「Covid」に決まったそうだ。
これが、一番素直な結果であった気がするな。
関連記事:
辞書編纂者が選ぶ2020年の新語:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
その他の流行語大賞から:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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2021年年始早々だが、昨年、一つ掲載し忘れた記事があり、まずはそれを掲載したい。
先日、日本の新語・流行語大賞などの発表について、ご紹介したが、海外ではどんな言葉が選ばれているか、チェックしてみた。
'Lockdown' Named Collins Word of the Year 2020 | DMM英会話 デイリーニュース
今年の言葉「ロックダウン」 英辞典コリンズが選出:時事ドットコム
まず、イギリスの英語辞典「コリンズ」の編集部が、2020年11月10日、2020年の「Word of the Year(今年の言葉)」を発表したが、ここでは、新型コロナウイルス対策の「ロックダウン(都市封鎖)」を選んでいた。
選出理由は、「(世界中の)数十億人が共有する経験を一言で表している」から、とのこと。
さらに、トップ10には、「新型コロナウイルス」も選ばれたそうで、両者の言葉の地位が、ここでは逆転しているのが面白いところ。
それ以外にも、新型コロナウィルス関連では、日本で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれている「キーワーカー」や、「自主隔離」「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)」「休業手当」がトップ10に選ばれ、海外でも新型コロナウィルス関連の新語が席巻している。
コロナ関連以外では、米国での警官による黒人差別行為に端を発した「ブラック・ライブズ・マター」や、ヘンリー王子の王室離脱を示す「メグジット」が挙げられおり、ネットスラングでは「ティックトッカー」が挙がっていたぐらい。
Dictionaries Choose ‘Pandemic’ as 2020 Word of the Year
こちらの記事によれば、「Merriam-Webster」と「Dictionary.com」という米国の2つの主要な辞書出版社が、2020年 Word of the Yearとして、「パンデミック」を選択したそうだ。これらは、主に、ネットの検索でどれだけ使われたが、主な指標みたいだ。
また、イギリスのケンブリッジ辞書では、「quarantine(検疫)」を選択し、追加したそうだ。これは、新型コロナウィルスに関して、「quarantine(検疫)」という言葉に新しい意味が追加され、少し違った使われ方をしたことによるらしい。
Dictionaries Choose ‘Pandemic’ as 2020 Word of the Year
一方、オックスフォード辞書は、敢えて2020年のWord of the Yearを選定しなかったみたい。
理由は、新型コロナウィルス絡みを中心に、余りにたくさんの言葉が矢継ぎ早に生まれたため、一つに選べなかったから、とのこと。
これはこれで、一つの見識かもしれない。
» Words of the Year American Dialect Society
そして、昨年末にご紹介したAmerican Dialect Society(アメリカ方言学会)が主催する「2020 Virtual Word-of-the-Year」は一般からの投票で決まるのだが、「Covid」に決まったそうだ。
これが、一番素直な結果であった気がするな。
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